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山川 百合子 ブログ

76年目の終戦の日に思うこと

2021/8/18

8月15日、今年も終戦の日を迎えました。

我が国でおよそ310万人もの犠牲者を出した太平洋戦争。アジア諸国全体の犠牲者はその数をはるかに上回ります。

日米開戦を回避するための選択は幾度かあったにも関わらず、真珠湾攻撃と宣戦布告文書の遅配問題などが米国の世論を参戦に反転させて、日本は軍人/軍属230万人、民間人80万人の犠牲を出した末に敗戦しました。昭和19年以降の犠牲者数が軍人/軍属、民間人の合計281万人と言われていますから、戦争末期に犠牲者総数の9割以上が亡くなられたことになります。

日米開戦に繋がるまでの数々の外交判断は政府や国会に大きな責任がありましたし、開戦に至る判断や終戦に向けた撤退の判断は統帥権を主張する軍部に責任がありました。

犠牲になられた一人ひとりのかけがえのない命、徴兵された前途ある若者も武器を持たない一般市民も、生きるために戦うのではなく国家のために死ぬことを求められました。

いつの世も政治に関わる者の責任は極めて重く、その選択と判断が歴史を動かし、常に重大な責任を伴います。

76年目の終戦の日を迎えるにあたり、決して同じ過ちは繰り返してはならないという固い決意と、国家のために国民があるのではなく、国民のために国家があるのだという強い信念を新たにしています。

 とても残念なことなのですが菅総理は、76年目の終戦の日の戦没者追悼式の式辞において、「わが国は、積極的平和主義の旗の下、国際社会と力を合わせながら、世界が直面する様々な課題の解決に、全力で取り組んでまいります。」と述べました。この「積極的平和主義」は平和学が希求する「積極的平和」とは似て非なるものです。前者は自衛隊の海外展開を含め、武力によって平和を維持することに貢献しようとするものですが、後者の積極的平和とは、戦争や紛争の原因となる「差別、抑圧、貧困、格差」の無い社会を目指しましょうという理念のことなのです。政治家の言葉に嘘やまやかしがあってはならず、本来の言説を曲解して国民に流布する政治手法を私は認めません。

今年も終戦の日に私が皆様にお誓いするのは、あくまで外交によって紛争の火種を取り除いていく不断の努力を粘り強く貫いていくことで、『武力によらない平和をつくる』ことです。今後ともあなたの声を私に聴かせて下さい。みんなで個人の多様性と自由が認められ、個人の可能性が100%開花する本物の平和を創り出して参りましょう。

2021年8月15日「終戦の日」に

衆議院議員 山川百合子

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著者

山川 百合子

山川 百合子

選挙 第49回衆議院議員選挙 (2021/10/19)
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埼玉3区 - 票 比例 北関東ブロック 立憲民主党

肩書 立憲民主党 不妊治療等に関するWT 事務局長、世界連邦日本国会委員会 常任理事、厚生労働委員会委員、外務委員会委員、東日本大震災復興特別委員会委員
党派・会派 立憲民主党
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