2024/9/13
日本共産党奈良県委員会は12日、学費・奨学金アンケートで集めた10代〜60代以上の752人の声を、高等教育の無償化を求める要望書とともに山下知事に届けました。その後、県政記者クラブに足を運び、記者発表しました。
私のほかに、井上良子1区、太田あつし3区両候補、山村幸穂県議、白川史恵党県青年学生部長、今井光子元県議が参加しました。
学費・奨学金の支払いで生活上の影響は、10代と20代で「昼ごはん食べてません」など食費を削る声が最多。続いて「一人暮らし」「趣味に支出できない」「バイトで学業に専念できない」などの声が多数ありました。
30代では「取り立ての電話が毎日のようにありつらかった。奨学金とは名ばかりで実際は借金だ」。他の年代では「32歳で返済終えるまで車の購入と結婚を我慢した」(40代)、「奨学金と銀行ローン、親の援助、貯金の切り崩し。あと2人進学を控えていて、なるようになれと思っている」(50代)などの声がありました。
県独自の給付制奨学金の設立、県立大学の学費無償化めざし半額にすることなどを求めました。
なお、この要望は9月24日(火)に行う山村幸穂県議の一般質問でも取り上げる予定です。
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ホーム>政党・政治家>宮本 次郎 (ミヤモト ジロウ)>「学費・奨学金アンケート」752人の声を県政へ届けて