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能登半島被災地支援ボランティアに参加

2024/7/7

 ↑義援金15万円を届けました。

 

 ↑被災地の状況を事前に伺い、打ち合わせ

 

 ↑仮設住宅に物資を届けてお話を伺いました。

 

 ↑倒壊家屋の公費解体はまだ4%しか完了していません。

 

 7月4日(木)〜7月5日(金)の2日間、能登半島震災救援ボランティアに参加してきました。4日の朝6時に奈良を出発し、5日の23時半に戻るという日程でしたが、石川県羽咋市にある「共同支援センター」を拠点に活動しました。

 

 奈良から国政候補・地方議員など8名が参加。15万円の義援金と三輪そうめん(750束)を持参しました。仮設住宅に支援物資をお届けし、要望を聞き取る活動に参加。初日は七尾市、2日目は珠洲市の仮設住宅を訪ねました。道中、自動車専用道は多くの箇所が崩落し片側通行で、隆起や陥没カ所の復旧が進んでおらず、金沢市から羽咋市のセンターまで約1時間、センターから被災地の七尾市まで約2時間、珠洲市までは約3時間かかります。

 

 仮設住宅での聞き取りでは

 「地震で家はぺしゃんこになり、直後に津波が追ってきたが、必死で走って逃げて九死に一生を得た」

 「母親が津波に飲み込まれるのを見たのが最期…(絶句)」

 「助けてもらっているので贅沢は言わないが、2006年の地震で全壊したあと建て直したばかりの家がまた全壊に…ローンが大きく残っているので不安でたまらない」

 など皆さん堰を切ったように話されます。なかには電話など連絡手段を持たない一人暮らしの高齢男性がおられ健康不安もあり心配です。

 

 7月1日現在、犠牲者は299人、全壊8,063戸、半壊16,720戸、一部損壊58,573戸と被災状況は深刻です。

 津波被害もあった珠洲市は、倒壊家屋がそのままになった状況です。公費解体は4%にとどまっており、倒壊家屋2万5千戸以上に対し、仮設住宅は6千戸しかなく、まだまだ支援は不足しています。仮設住宅に入ると自立したとみなされ支援が打ち切られます。仮設住宅の期限は2年とされており、生活再建の見通しが立たず不安が渦巻いています。党奈良県委員会としても、引き続き支援を継続強化したいと思います。

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著者

宮本 次郎

宮本 次郎

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肩書 元奈良県議会議員(生駒郡区)
党派・会派 日本共産党
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