2024/9/11
遠藤征志ピアノリサイタル 源氏物語54帖の響 。
9月7日(土)遠藤征志ピアノリサイタルへ母と2人で行きました。遠藤征志さんのピアノには、ここ数年ずっと魅了されており、今回の源氏物語54帖の響は、東京ほ聴きに行きたいと思ったほどで、地元大垣で聴けるのは本当に有り難い機会でした。
「源氏物語」は紫式部によって1000年ほど前の平安中期に創作された日本最古の長編小説であることは誰もが知っています。しかし、私にとっては高校時代の古典の授業の苦痛だった記憶しかなく、あまり関心がありませんでした。
この文字の「源氏物語」を音の「源氏物語」へと表現するのに8年の歳月がかかり、10帖に至っては2年必要だったとのことでした。
その音の「源氏物語」を、直木賞作家で「源氏物語」の現代語訳をされた角田光代氏の言葉で、心情や葛藤、情景を解説するという贅沢なコラボレーションでした。角田光代氏の現代語訳も5年の歳月がかかったそうです。
ピアノリサイタルが終わり、すっかり「源氏物語」に魅せられた私は、文庫本を購入して帰ってきました。
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