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水戸 まさし ブログ

児童相談所の一時預かり ~ 子ども最優先の制度設計を

2021/4/21

これも古くて新しい問題です。子供への虐待件数が増え続ける中、児童相談所のあり方についても様々な議論がなされ、増設されたり、一部運営改善されたりしている面も散見されます。ところで、虐待の疑いのある子どもを親から引き離す「一時預かり」については、長引く傾向にあります。


この理由として、2018年以降、2か月超の保護には、裁判所の審査・承認が必要で、その判断に時間を要するようになったからです。子どもの成長への懸念から、審査の迅速性を求める意見が出される一方、短期間では虐待の有無は見極めることが出来ない、との声もあります。確かに、虐待の有無をめぐる争いや、証拠収集が思うように進まないことで審査時間が長引く事情も分からなくはありません。本来、子どもにとっての最善の環境とは何でしょうか…。


そもそも児童福祉法により、子どもの安全確保と状況把握のため、児童相談所(以下、児相)が原則2か月間、子どもを一時保護できると定められております。その後、親元に戻すか否かの判断も児相がしてきました。ところが親側の反発もあって、法改正で2018年4月以降、2か月を超える一時保護には、家庭裁判所の承認が必要となりました。


一時保護を巡っては、期間中の通学や外出の制限など、学力や健康面で子供の成長に与える影響を懸念する声があります。これまでの審査に期限のないことが長期化の要因となっているならば、限られた情報の中でも速やかな判断を下す努力も必要ではないでしょうか。


昨年秋から、一時保護に関する検討委員会が厚労省内部で設置され、保護を開始し解除するまでの判断方法や、保護所内の環境作り、通学のあり方などに関して議論が交わされてきました。実際、保護された経験者から言わせれば、未だ児相の環境は好ましくないという感想も聞かれます。
子ども最優先に考えた制度設計になっているか否か、まだまだ課題は多いような気がします。 コロナに負けるな!

 

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著者

水戸 まさし

水戸 まさし

選挙 藤沢市長選挙 (2020/02/09) 25,102 票
選挙区

藤沢市

肩書 日本維新の会 神奈川第12区支部長、前衆議院議員、元参議院議員、一般社団 人づくり国創り研究会代表、税理士
党派・会派 無所属
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