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西尾 憲一 ブログ

保守本流をもう一度(66)

2020/10/27

中曽根康弘

なお昨年11月に101歳でお亡くなりになった中曽根康弘元首相にも触れたいと思います。保守傍流ですが、かつての自民党内で改憲派の理論的支柱で、護憲派の理論家である宮沢喜一元首相と「対論 改憲・護憲」(朝日新聞社1997年)という共著をお書きになるほどです。しかし、安倍晋三首相が集団的自衛権行使容認を実現するため憲法解釈を変更しようとしている件については、日本テレビの番組で2014年1月4日、

 「『必要がなければ簡単に手をかける問題ではなく、今の情勢では必要が出てくるとは思わない。注意深くやらないといけない』と述べ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。」

これは、「法論理的に集団的自衛権行使容認」について検討することはあっても、「現実的には集団的自衛権行使容認を実現する必要性は高くない」という極東アジアの軍事情勢判断を示したものであると言われます。

 

大勲位中曽根康弘元首相が、戦後70年にあたり寄稿した2015年8月7日発売の月刊誌「文藝春秋」には、先の大戦について「やるべからざる戦争であり、誤った戦争」とし、「アジアの国々に対しては、侵略戦争だったと言われても仕方ないものがあったといえる」と明言しました。また、「自己の歴史の否定的な部分から目をそらすことなく、これらを直視する勇気と謙虚さを持つべきであるし、そこから汲み取るべき教訓を心に刻み、国民、国家を正しい方向に導くことこそが現代政治家の責務だと考える」と強調しています。安倍前首相並びに菅義偉首相には、是非ともこの改憲派大物政治家の言葉に真摯に耳を傾けて欲しいものです。

 

 

               

 

 

 

 

 

 

 

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著者

西尾 憲一

西尾 憲一

選挙 千葉県議会議員選挙 (2019/03/29) [当選] 15,917 票
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船橋市選挙区

肩書・その他 「平和の党」代表 千葉県議会議員
党派・会派 無所属

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