福永 よしゆき ブログ

選考委員! 形式だけの、シャンシャン委員会も相当あるだろう

2022/2/13

高校野球の春の選抜大会の出場校を巡る騒動。

 

騒動の原因は、

1月28日に公表された、東海地区の2枠の選考。

 

昨秋の東海大会で準優勝した某高校(静岡)が選考から漏れ、

ベスト4で敗退した某高校(岐阜)が選ばれたこと。

 

8人いる東海地区の選考委員。

その委員長の認識は。

 

「個人能力の差」。

「投手力の差」。

「甲子園で勝てるチームかどうか」。

 

 

こんな人物を組織の長にしたらアカン、という事例だろう。

殆どの多種多様な組織で言えることではないかね。

 

 

 

さて、憶測だが、選考委員会が機能したのか、と言う問いに対し、私の考えは。

選考委員は、単なる追認機関的な意味合いが強いのではないかな。

 

選考委員として選ばれる者が、選考委員会の中で示された「案」に、難癖をつけることなど、出来ないのでは。

 

そもそも、難癖をつける様な人物を選考委員として選ばないのだろう。

選ばれるのは、可笑しいと思っても組織の決定に従順なイエスマンばかりでは。

 

今になって、この問題が世論の中で大きくなり、選考委員の中にも、「可笑しい」と発している者もいるようだが。

 

私から言わせると、委員会の中で、あなたは、どんな発言をしたんだ。

各委員が発言した内容を見てみたいものだ。

 

 

一方、日本高野連は、2月10日、「選定過程の詳細な内容の公表を否定」。

 

選考過程を、公表できない、ではなく、説明できない、のではないかな。

 

 

 

最後に、今回の様な○○委員会。

私がいる粕屋町の行政機関も色々と設置をしている。

 

議員ではなく、住民による審議。

響きは、凄くいいな。

しかし、中身は。

 

殆どは、宛職。

 

元・現の大学教授。

元・現の町内会長。

元・現の老人会長。

元・現の商工会長。

元・現の消防団長。

などなど。

 

行政としては、重要な案件に関し、議会に対し、この様な地域の並々ならぬ顔ぶれによって構成される委員会で承認を得ており、議会審議を提案してくる。

 

重要議案をスムーズに議会を通すためには、必要な戦略だろう。

住民による、○○委員会を設置することは。

 

人口規模の小さい自治体になるほど、地域の人間関係のシガラミは強く、議会の中で反対しずらい、という空気が充満する。

議会の議員にとって、委員会を構成するメンバーとは、顔見知り、だからだ。

 

対外的には、委員会を挟むのは、審議の透明性・公平性と映るのだろうが、・・・実際は、これらの委員会は、たたき台として提示された「案」をシャンシャンと追認してくれる機関と言っても過言ではない。

 

 

今回の選抜の選考委員会。

シャンシャン機関と言われないためにも、委員会の議事録を公開したらどうだ。

!!!

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