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野洲市病院 Bブロック方針職員異論なく賛同? 職員に事前協議ない! 記録では市長Aブロック容認余地

2021/6/12

「部長会議要録」からは市長のBブロック表明を部長は事後報告で知ったことに

 昨日6月10日開会した市議会の質問通告を市のホームページで確認したついでに、久しぶりに「部長会議要録」をみて、病院のBブロック表明がどのような手続きになっているか確認しました。

 結論から先にいうとするなら、市長のBブロック表明を部長は事後報告で知ったように読み取れます。

 部長会議の記録から「市民病院整備運営評価委員会」と市議会「野洲市民病院整備事業特別委員会」に関係するところの要点を順番にそのまま拾い出してみます。

 

5月 17 日午前の部長会議 *この日の午後評価委員会が開催されています。

「【報告事項】

②野洲市民病院整備運営評価委員会について

本日 13 時 30 分から開催される野洲市民病院整備運営評価委員会の資料について概要を報告する。

 (中略)

 →場所が決定する時期の見通しは。

   →担当課としては、今月 28 日(金)に予定されている特別委員会での議論を経て、方向性を出していただければ、と考えている。」

5月 24 日午前の部長会議 

「3.その他伝達事項

(政策調整部)

・5月 17 日に開催された市民病院整備運営評価委員会の結果と今後の市民病院の方向性について報告する。評価委員会で意見を伺ったところ駅前で整備を求める声が多かった。この意見を受け、駅前周辺でにぎわいを創出するとともに、病院整備を推進することにした。このことを28 日(金)の特別委員会で示し意見を伺う。各部長には水曜か木曜に資料を送付する。」

 

5月 31 日午前の部長会議

「<市長挨拶>

5月 28 日に野洲市民病院整備事業特別委員会が開催され、病院整備の方向性について考え方を示した。候補地については、3月に3か所を提案していたが、駅前以外での整備とした場合、病院事業債の一括繰上げ償還などの大きな壁があり、市の財政状況から、一括繰上げ償還額が減額され社会資本整備総合交付金約 10 億円が受けられる、駅前周辺のBブロックとした。Aブロックはにぎわいを創出する方向で進めていく。市民に対してはできる限り情報を発信し、1日も早く事業を進めていきたい。」

「(政策調整部)

・病院整備について、先週特別委員会が開催されAブロック、Bブロックに限らず駅前での整備を了解いただき、6月議会で議論を深めることになり、その経過は見ていく必要がある。今後、基本構想、基本計画についてはプロポーザルで進める予定をしているが、これ以上事務が遅れることがないよう内部の事務手続きで1か月かかることから、その手続きを平行して進めていく。」

記録からわかることを整理 庁内での情報共有と議論はない模様   

以上の公開されている記録からわかることを整理します。

①部長会議の構成員は、病院を駅前にする方針は5月 24 日の会議でしらされているが、Bブロックということまでは特別委員会当日の市長の方針表明までは知らされていなかった。

②病院を駅前にするという方針極めて大きな政策の転換であるにもかかわらず、5月 24 日の会議で「議題」でなく、「その他伝達事項」として扱われ、会議では質問も意見交換もなかった。

③Bブロックへの方針転換は5月31日の会議の冒頭「市長挨拶」で部長に報告された。市長は、「市民に対してはできる限り情報を発信し、1日も早く事業を進めていきたい。」

③5月31日の会議の「その他伝達事項」で、政策調整部が特別委員会の報告を行い、市長の情報を補足した。そのなかで、「Aブロック、Bブロックに限らず駅前での整備を了解いただき」という認識を示している。また、基本構想、基本計画についてプロポーザルで進めること、内部の事務手続きが1か月かかるため、手続きを平行して進めていくことを伝えている。

市記録では市長はAブロックでの病院整備の余地も認めていることになる

 以上のとおり整理したうえで、気がかりなことと疑問点を順不同で書いてみます。

①市長の公約である政策について幹部職員に協議はおろか、事前の情報提供もされないま進められていることに驚くとともに、心配になります。これでは、関係部局を含め、組織内部での事前チェックが働かない。

②上で述べたことの裏返しになりますが、突然の方針変更が部長会議で伝えられても、記録で見るかぎり、出席者の誰もが意見、質問など一切の反応を示していない。普通に考えれば異常な状態です。

③5月31日の会議の冒頭市長は、「市民に対してはできる限り情報を発信し、1日も早く事業を進めていきたい。」と職員に向かって言っている。しかし、その前日、すなわち28日の特別委員会の翌日の市民団体の会議には出席依頼を受けていながら欠席した。

④5月28日の特別委員会は私もネット中継を傍聴しましたが、「Aブロック、Bブロックに限らず駅前での整備を了解いただき」という認識で良いのか疑問です。正確なところは委員会を締めくくった委員長や出席していた委員にしかわかりませんが、傍聴者にはそこまでの認識には至らなかった。

⑤上のことに関わってですが、仮に特別委員会の総意として「Aブロック、Bブロックに限らず駅前での整備を了解いただき」という認識を市長側がしているのであれば、市長のBブロック表明とどのような関係になるのかを明確にする必要があります。市側すなわち市長の認識を額面どおりに受取って良いのであれば、市長はAブロックでの病院整備の余地も認めていることになります。そうであれば、議員や市民のなかにそのことを歓迎する人は少なくないと思います。

⑥以上のような状況のなかで、基本構想等のプロポーザルに関する内部の事務手続を進めようとしていることが心配です。もちろん、手続き、いわゆる外枠の準備だけだとは思いますが、まずは、透明で客観的な手続きで、これ以上揺るがないよう市民の多くが納得できる場所を決定することが先です。

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著者

山仲 よしあき

山仲 よしあき

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