選挙ドットコム

山仲 よしあき ブログ

野洲市病院 党首討論の轍を市議会は踏まないで 答弁者の逃げを追い込む質問を ラリーを繋ぐ

2021/6/11

国権の最高機関自治体議会と変わりはないレベル むしろ積極的に似ていた 

 2年ぶりに、6月9日開かれた党首討論の中継を録画しておいて、見ました。すでに詳しく報道や論評されていて、今更、屋を重ねるつもりはありませんが、身近な問題を考える上で参考になったことについて整理します。

 党首討論とはいっても、議院内閣制であるため、与党の党首である首相と野党の党首である国会議員とのやり取り。制度は異なっても国会審議と同じ顔ぶれでのやり取りになります。

 ところで、日本国憲法第41条に「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」と定められているため、国会は自治体の議会より上位にあり、したがって質も高いというイメージが持たれがちです。たしかに、自治体議会では法律を定めることはできない。その点では、機能は違いますが、首長と議員の代表とのやり取りという点では、自治体の議会と変わりはない。

 まさに、今回の党首討論ではその変わりのなさ、むしろ積極的に似ている点に気づかされた場でした。話題は、新型コロナウイルス感染対策、イベント(東京オリンピック・パラリンピック)の開催可否、生活困窮者対策、補正予算、会期延長といったもの。国際外交、安全保障、司法制度など国会でしか権限をもって審議できる分野は含まれていなかった。したがって、議論のレベルが高いか低いかの評価は別にして、中継録画を見終わった感想は、自治体議会と同じレベルというもの。当然のことで、国と自治体では所掌分野と権能に違いはあっても上下関係はないからです。

党首討論は市議会の病院問題と同じ ラリーを繋ごうとしなかった 不誠実対応は結果的に国民に向けたもの 

 そこで、討論の内容と進められ方について。

 すでに報道されているように、議論が噛み合っていない、質問にまともに答えられていないことに終始していました。その帰結としては自ずから、何らかの合意とか展望が生まれるといった建設的なものにはなりませんでした。そして時間だけが過ぎていく。

 この状況は、まさにこの半年余りの間、野洲市議会において病院問題で繰り返されてきたこととそっくり同じです。なぜこのようなことになるのか。改善するためには、その原因を明らかにする必要がありますが、要するに答える人が誠実に対応していないことにあります。

 質問する側は議員であったり、野党の党首であったりですが、答える側はその人の背後にいる市民・国民に向かって答えていることになります。記者会見の場合も同じ。質問内容が正当で代表性のあるものである場合、それに対して不誠実な対応をすることは、結果的に市民・国民にそのような対応をしていることになる。

 しかし、市民・国民の側に立って質問する方も、手をこまねいて嘆いても仕方ない。手立てはあるはず。先ずは、自らの主張をする前に答え手が答えた内容や論理に沿って議論を進めていく。それによって相手の見通しや政策の成立可能性を検証していく作業が必要です。

 党首討論の場合でもその機会はあったように思いますが、糸を、あるいはラリーを繋ごうとしなかった。もちろん時間配分や場の持ち方にも改善点はあります。しかし、それも含めて、国会は、国民を代表する「国権の最高機関」です。

この記事をシェアする

著者

山仲 よしあき

山仲 よしあき

選挙 野洲市長選挙 (2020/10/11) 9,647 票
選挙区

野洲市

肩書
党派・会派 無所属
その他

山仲 よしあきさんの最新ブログ

山仲 よしあき

ヤマナカ ヨシアキ/70歳/男

月別

ホーム政党・政治家山仲 よしあき (ヤマナカ ヨシアキ)野洲市病院 党首討論の轍を市議会は踏まないで 答弁者の逃げを追い込む質問を ラリーを繋ぐ

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_white選挙ドットコムHOMEicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtube