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山仲 よしあき ブログ

野洲市病院 市議会では埒が明かなさそう 無駄に時間が過ぎ市立病院・医療の信頼性まで揺らぐ

2021/3/9

質問に直接応えず言葉を紡ぎだす市長の技と度量は流石 一方で憤りと暗澹とした気持ちに 

 今日3月8日の野洲市議会本会議を傍聴された方は、市長の答弁、とりわけ野並享子議員の病院についての質問に対する答弁を聞いていて、流石だ、良くやる、頼もしいと喝采を送った方もあったと思います。一方で、言葉は出ているが、実質何も答えていない。これでは、当の議員どころか市民無視、何も進まないと、憤りを通り越して、暗澹とした気持ちになった方も多かったと思います。

 私の個人的な感想は、流石だ、良くやるというところまでは前者に同感。しかし、最終的には後者に同感です。党派性、思想性あるいは利益誘導が絡んでいるような質問であれば、別。詰めていえば、1足す1は幾らの類の質問。それに直接応えないで言葉を紡ぎだすその技と度量に関しては、流石だ、良くやるとの評価もあり得ると思います。習おうとか真似ようとかは思いませんが、その力量は認めます。

専門部会の議事録、メモの公表で粘り強く押し問答 

 このような書き出しでは、傍聴してない方には何のことだかチンプンカンプンだと思います。野並議員の質問のひとつは、先週橋俊明議員も触れていた、3月1日の検討会議で出された報告に至る、2つの専門部会の議事録なりメモなりを公表してほしいというもの。

 市長の答えは、一貫して議事録もメモも存在しないの繰り返し。理由は、委員に自由かつ率直な意見を述べてもらいたいため。今回は、傍聴者多いからという理由は出なかったと思います。ただし、先週も同様でしたが、答えに揺らぎが出てきて、意思形成過程だから、情報公開条例に基づき議事録を作らないからという、意味不明のものだったように記憶しています。

 最後に、今日初めて登場した答えは、3月1日の会議資料として配られたものが専門部会で議論された記録のすべてという答え。この会議資料なるものは、大きな字で行が荒く並んでいるパワーポイントのシート。建築の部会で6シート、医療部会で4シートです。参考にA4紙1枚に2シートが印刷されたものを貼り付けておきます。医療部会のものです。

 議員はそれなら、それがすべてなら原資料非公開にする必要はないので、それを公表してほしいと詰め寄る。いやそれは無い、といった、歌舞伎ならいざ知らず、議事としては生産的でない押し問答がしばらく続いていました。

「モリカケ問題」の野洲市版 市のコンプライアンスの低さにとどまらず、市立病院及び医科大学の信頼性まで道連れに 

 囲炉裏か段炉端の茶飲み話ならいざ知らず、公共機関の正規の会議で、メモも録音もないというのは想像できない。資料を作るために、事務局が入っているはずだから、メモや録音はあるはず。事務局が関与していなくて委員独自が記録とり、3月1日の会議資料を作成したというなら、医療部会であれば、部会長である滋賀医科大学附属病院の田中俊宏病院長が自らその作業を行ったことになります。このようなことは通常考えられません。普通考えれば、医療部会の事務局は市立野洲病院が担当することになります。そして当然院長の目を通ることになる。

 そもそも、市長は全ての部会の会議に終始出席していたのか。その場合自らもメモを取らなかったのか。もし全出席でなかったのであれば、委員か職員から報告を受けなかったのか。報告は全て口頭だったのか。口頭報告でなかった場合メモや記録なしでどうして報告を受けたのか。報道では2月14日の会議には出たとなっていますが、それ以外は3月1日までは我関せずと、気にもせず放置していたのか。このような疑問も湧いてきます。

 また、情報公開条例を根拠にした答えも理解できない。この条例には議事録なりメモを作る作らないのことは定められていない。言葉は沢山吐き出されるが、筋が通っていない。これではまさに、「モリカケ問題」の野洲市版の様相です。このようなことだと、野洲市の情報公開度とコンプライアンスの低さの問題はもちろん、それだけでなく、市立病院及びせっかく学長や病院長が委員として協力してくれている医科大学の信頼性まで道連れにしそうで心配です。

何に向かって「力を合わせ」るのか市長自身が示さなければ物は動かない 議場で時間が流れていくことは危険 

 質疑の入口で長くなりました。この後は、現地半額の建替えがどうとか、駅前がどうとかといったこれまでにもあったやり取りが続きました。

 市長の答えで、気になったところだけを記憶をもとにあげておきます。

 「現地建替えは技術的に不可能ではない」と報告されているのでまだ現地建替えの可能性はあると考えている。」

 「駅前か駅前でないかを問わず、早く病院が欲しいと市民は願っている。そのために力を合わせないといけない。」

 「市がアサヒビールから駅前の土地を買って経緯は知らない。」

 「駅前病院でも駐車場を現野洲病院の敷地を使うことになっていた。」

 以上気になったところですが、いちいち詳しくコメントは付けません。駅前市有地の購入に関しては、約1年間、市民参加で公開の議論と議会審議を経て当時の市議会議員全員賛成のもと決定しました。記録もすべて残っているはずです。

 駅前病院では現野洲病院敷地を駐車場に使う計画とはなっていない。予定は売却であったはずです。

 「駅前か駅前でないかを問わず、早く」というなら既に用地があって設計が完了間際であった駅前という筋になる。しかし、市長は早くできる駅前市有地を外すことが前提と譲らない。その理由として市民の半数以上が駅前反対であることをあげていますが、確証が示されていない。

 具体的に何に向かって「力を合わせ」るのかを市長自身が示さなければ、いつまでも物は動きません。こうして議場で時間が流れていくことは危険です。

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著者

山仲 よしあき

山仲 よしあき

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