2025/11/30
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
11月26日、日本維新の会大阪府枚方市支部と大阪維新の会枚方市議会議員団で、**「令和8年度 枚方市予算編成に関する要望書」**を伏見隆市長に提出し、意見交換を行いました。
現在、枚方市では来年度の予算編成作業が進められていますが、市民の暮らしや将来のまちづくりに直結する施策を中心に121項目の施策について、予算に反映されるよう要望しました。


枚方市は今、物価高騰や少子高齢化、公共施設の老朽化など、多くの課題に直面しています。
特に市の財政見通しでは 令和10年度以降に経常収支比率が100%を超える とされ、厳しい状況が示されています。
加えて、エネルギーや食料品の価格高騰が続き、暮らしにも事業活動にも直接的な影響が及んでいます。
こうした現実に向き合いながら、個々の状況に応じた物価高騰対策を早急に進めることが喫緊の課題です。
一方で、枚方市駅周辺再整備や京阪本線連続立体交差事業といった大型プロジェクト、災害対策、教育・子育て支援、福祉の充実など、着実に取り組むべき市政課題も数多く存在します。
これらを前に進めるためには、DXや広域連携を取り入れながら、既存事業の見直しや行財政改革を進め、財源を確保していく視点も不可欠です。
さらに、地域資源を活かしたにぎわいづくりや産業活性化など、持続可能な成長戦略も同時に考えていく必要があります。
こうした背景を踏まえ、私たちは 10項目の重点施策を含む7つの政策分野・121項目の施策 を市長に要望しました。
“今の暮らしを守り、未来の枚方市をつくるための提案” です。

最初に、特に力を入れるべきだと考える10の重点テーマを要望しました。
行政手続きのオンライン化、キャッシュレス化、デジタル人材の育成を進め、
「市役所に行かなくてもできる手続き」 を増やしていきます。
市民や企業が一緒に動き、多様な企画が生まれる“共創”をさらに発展させることを提案。
妊娠・出産の経済負担を軽減し、安心して子どもを産み育てられる枚方市へ。
公共施設を活用した保育室の増設や認定こども園の拡充などを要望。
人員体制の整備や財源の確保を図るよう要望。
支援教育支援員や教員の確保、通級指導教室の全校展開を前倒し。
小学校も含めた質の高い学校給食をめざす。
塾・習い事・フリースクール利用への支援策を要望。
庁舎の早期移転・整備や災害対応力の向上など、未来の拠点づくりを求めました。
市民や事業者の生活の底支えとなる支援を拡充すること。
行政のデジタル化や業務の効率化を進め、限られた財源を有効に使える体制づくりを求めました。
防災・減災、交通、安全対策など、日々の暮らしを守る社会インフラの強化を重視しています。
地域の魅力を活かした観光・文化・産業の活性化など、枚方市の将来の元気をつくる取り組みです。
子育て支援・保育環境の充実を進め、「子育てするなら枚方市」と言われるまちをめざす方向性です。
学びの環境づくりや学校の体制強化など、子どもたちの成長を支える教育政策を中心に要望しました。
環境、地域コミュニティ、多様性への配慮など、包摂的で持続可能な地域づくりに重点を置いています。
子どもから高齢者まで、必要な支援が行き届くよう、生活・健康を支える仕組みの強化を求めました。
今回の予算要望の根底にあるのは、
「財政状況が厳しい時代でも、市民サービスを後退させず、続けて良くしていく」
という考え方です。
物価高騰や少子高齢化が進む中、枚方市の財政は今後さらに厳しさを増します。
それでも、必要な支援はしっかり届け、未来に向けた投資も止めない──この両立こそが、これからの枚方市に求められる姿勢だと考えています。
特に大切だと考えるのは次の4つの視点です。
学校や公共施設の老朽化が進む中、「建て替え」「集約」「使い方の見直し」を同時に考え、将来の負担を最小限に抑えつつ、必要な機能はしっかり維持することが重要です。
これは財政を守るための“根本的な改革”であり、今後の枚方市の基盤づくりにつながります。
人口減少が進む時代だからこそ、子育てしやすい環境や質の高い教育環境を整えることは、将来の枚方市を支える大きな投資です。
「子育てするなら枚方市」と言われるまちを目指すことが、市の活力維持にもつながります。
暮らしに困っている方を支える仕組みを弱めてはいけません。
子ども、高齢者、障がいのある方、ひとり親家庭など、支援が必要な市民に確実に手を差し伸べることは、行政(公)が本来果たすべき最も重要な役割です。
市場でも民間でも代替しにくい部分こそ、公が責任を持って支える必要があります。
安心して暮らせるまちであることは、すべての政策の土台になり、枚方市が地域社会として成り立つための根幹でもあります。
限られた財源の中で市民サービスを維持・向上させるためには、市役所の仕組みそのものを変えていく必要があります。
デジタル化やAIの活用によって業務を効率化し、その分を市民サービスの充実につなげていく視点が欠かせません。
今回提出した要望は、枚方市の「今」と「これからの10年」を見据えた内容です。
「守るべきところはしっかり守る」「未来へ向けて必要な投資は行う」「財政負担を抑える改革も同時に進める」
この3つのバランスが、これからの枚方市にとって決定的に重要です。
私は、これらの視点を軸に、引き続き議会での提案と具体的な施策の実現に取り組んでいきます。
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