2025/9/22
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
9月29日(場合によっては30日も)、「枚方市駅周辺再整備の取組について」協議する全員協議会が開催されることになりました。
各会派から10人の議員が質問に立ち、私は全体の最後となる10番目に質問に立つ予定です。


枚方市駅周辺再整備は、新庁舎の建設や駅前広場の整備など、市民生活に直結する大規模プロジェクトです。今回の全員協議会では、これまでの計画からの変更点が取り上げられ、議会として方向性を確認していきます。そのうえで、市からは9月定例月議会において「市役所の位置に関する条例改正案」を提案する意向が示されています。
これまで④⑤街区を一体的に整備する案でしたが、⑤街区を先行整備し、④街区は一部縮小する方針に変更されています。


サンプラザ1号館の老朽化等の対策として、地権者による「まちづくり協議会」(参加率75%)が発足。再開発ビルの建物の位置やコンセプト等の検討が進められています。
③街区:市駅北口駅前広場の拡張工事、令和7年年度末完成予定。
天野川:かわまちづくり支援制度の活用を視野に、地域団体や事業者と協働で検討中。
最新の試算では、総事業費は約1,025億円、市の負担は約433億円とされています。
市役所を④街区から⑤街区に移転するための「市役所の位置に関する条例改正案」は、特別多数議決に必要な3分の2に届かず賛成18・反対12で否決。
再度提案されましたが、市長は本会議直前に撤回。
市長はその理由について、**「枚方市駅周辺のまちづくりについては、まだ様々な意見があり、疑問点が解消されていないと感じている。今、最終の結論を出すのではなく、今後しっかりと議会と話し合いを進めるべきだと判断した」**と説明しました。
こうした経緯を踏まえ、市からは現在開会中の9月定例月議会にて⑤街区を新庁舎の位置とする条例改正案を提案する意向が示されています。
市は「具体化を進めるためには、庁舎の位置がまちづくりの方向性を左右する大きな要素である。まずは新庁舎の位置を確定する必要がある」と説明しています。
その前段として、今回の全員協議会では、この条例の再提案に向けて、賛否さまざまな立場の議員から意見が出され、活発な議論が行われることが予想されます。
今回の全員協議会では、次のポイントを中心に確認していきます。
市役所を⑤街区に移転することのメリット
④街区での建替えとの比較
単なる庁舎建替えにとどめず、市駅周辺の賑わい創出につなげられるかどうか
今回の全員協議会は、④⑤街区の一部変更や②街区の再開発といった点を確認する場であり、さらに9月定例月議会での位置条例再提案に向けて議論する重要な場でもあります。
老朽化した市役所庁舎の建替えは待ったなしの状況です。
そのためにも、庁舎の位置について結論を出していく必要があります。
枚方市駅周辺再整備は、未来のまちの姿を決める重要なプロジェクトです。
市民生活と財政に直結するからこそ、私は市民目線で丁寧に議論を重ね、わかりやすく情報をお届けしていきます。
そして、次世代に誇れる駅前空間をつくるために、しっかりと取り組んでいきます。
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