2025/5/30
枚方市では、「子育て世帯をターゲットにした施策のさらなる充実」を最重点施策に掲げ、保育所等の定員拡大や利用調整方法の見直しなどを通じて、待機児童対策を進めています。
先日、令和7年(2025年)4月1日時点では、**国の定義による待機児童数は「0人」**との報告がありました。
育休復帰や転入増加による需要の高まりによる、保護者のニーズとのミスマッチや、地域ごとの保育需要の偏りがあり、特に東部エリアでは年度途中で待機児童数が増加傾向にあったことから、同エリアに新たに徳風臨時保育室を開設し、4月1日から受け入れを開始するなど対策を行ってきました。
しかし一方で、希望する施設に入所できていない児童は197人とのことです。
| 年度 | 定員 | 入所児童数 | 希望施設に入れない児童数 | 国定義の待機児童数 |
|---|---|---|---|---|
| R2 | 7,486 | 7,957 | 262 | 0 |
| R3 | 7,526 | 7,917 | 259 | 0 |
| R4 | 7,591 | 7,881 | 265 | 9 |
| R5 | 7,665 | 7,933 | 194 | 0 |
| R6 | 7,655 | 7,869 | 218 | 0 |
| R7 | 7,655 | 7,814 | 197 | 0 |
✅ ポイント:国定義の「待機児童ゼロ」を達成しても、「希望施設に入れない児童」は200人近く存在している。
議会でも繰り返し指摘してきましたが、「国の定義でゼロ=すべての子どもが望む保育を受けられている」というわけではありません。
一方で、臨時保育室や企業主導型保育、就労応援型預かり保育など、多様な保育の選択肢が増えつつありますが、枚方市にはこうした資源をもっと積極的に周知し活用を促す努力が求められます。
枚方市では、次のような取り組みを進めていく方針です:
利用手続きの柔軟な調整
臨時保育室(市内4カ所)や企業主導型施設の案内強化
「枚方市子ども・若者総合計画」に基づく保育需要の見込みと整備
引き続き、年度途中の需要増への対応が大きな課題です。特に1、2歳児クラスへのニーズが集中する傾向にあり、地域ごとの需給バランスを見極めた対応が必要です。
📣 枚方市が待機児童ゼロを達成している今こそ、本質的な保育の課題に向き合う時です。
単に定員を増やすだけでなく、保護者の希望に応える柔軟な運営と、安心して子どもを預けられる質の高い保育環境の整備が不可欠です。
さらに、今後避けて通れないのが「少子化」の進行です。年々出生数が減少する中、現在の保育・幼児教育施設の在り方そのものを見直す必要が出てきます。これに対応する形で、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ『認定こども園』への移行や統合も検討すべき大きなテーマとなります。
枚方市としても、市の子ども・若者総合計画に基づき、将来的な需要の変化に柔軟に対応しながら、「量」だけでなく「質」と「持続可能性」にも配慮した施策の構築が求められます。
私自身も、市議会議員として、未来を見据えた保育・幼児教育の体制整備に全力で取り組んでいきます。
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