高齢者が楽しみながら健康づくりに取り組むイベント「ひらかた健活フェスタ」が、11月27日、枚方市役所前のニッペパーク岡東中央で開催され、参加してきました。

このイベントは、枚方市が平成18年度から実施しているもので、これまでは運動を中心とする介護予防をメインに開催されてきましたが、今回は市が新たな介護予防として実施する趣味や興味をきっかけに楽しみながら社会参加を続ける取り組み「SPRINGひらかた」でできた趣味活動グループなどにも活躍の場として参加してもらうことで、運動に興味・関心がない人にも参加してもらえるものとなっています。

「SPRINGひらかた」の趣味活動グループの発表の場として、コーヒードリップ(試飲)やハンドマッサージ体験が行われていたほか、趣味活動で作成している手芸品も展示されていました。

ステージでは、街かどデイハウスの利用者の皆さんによるハワイアンフラダンスなどが披露されるなど、高齢者の皆さんが生き生きと日頃の成果を発表されていました。

その他、会場では骨密度測定や座位ステッピングテスト、握力測定、体組成測定などの健康測定プログラムをはじめ、e スポーツ体験やボッチャ体験などの体験プログラム、管理栄養士によるお食事なんでも相談やzoomの使い方の説明を受ける相談コーナーなど 、様々なプログラムが行われていました。

私も少しだけ、e スポーツ体験のブースで「太鼓の達人」にチャレンジしましたが、リズム感や瞬発力などが必要で、介護予防のツールとしても有効なものではないかと改めて感じました。

また、地域の身近な場所からでも参加できる取り組みとして、ニッペパーク岡東中央の会場と生涯学習市民センターなどの公共施設や、街かど健康ステーション、イズミヤ、アル・プラザといった商業施設など20か所以上のサテライト会場をオンラインでつないで、双方向でコミュニケーションをとりながらストレッチや脳トレ、転倒予防の筋トレなどを行う「オンラインでつながる転倒予防フィットネス」が実施され、多くの参加者が健康づくりに励んでいました。

今後も継続して多くの方に健康や介護予防に興味をもってもらい、行動変容へとつながる取り組みが進むよう努めていきます。