整備中の川崎調整池の現場を見てきました

市議会の委員会で質疑があった川崎調整池

2017年、2019年と２度に渡って越水し床上浸水など大きな被害をもたらした川越江川の水害対策として、川越市とふじみ野市が共同で整備しているもの

葦原中学校の脇に水路を作って川越江川の水を引き込んで、水位を下げる仕組みだそうです

いまは工事用の道路が完成し、オレンジ色の大きな土嚢のようなものを敷き詰めているところでした

これはＤ・ＢＯＸといって地盤補強のために敷かれているのだそう

ここは田んぼだったところで地盤が緩いのです

調整池の貯水量は38,000㎥だそうですが、田んぼも元々水を貯える機能があったわけだし、底を固めてしまったら地下への浸透もできなくなるでしょうし、単純に38,000㎥の貯水量が純増するわけでもなさそうです

災害対策はここまでやれば大丈夫という基準はなく、これからまた想定外の異常気象もあり得ます

完璧でなくても少しでも被害を軽減する方法を積み重ねていくしかなさそうです

この日は新河岸川周辺を見て回り、素敵なカフェでスイーツもいただきました

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