2024/8/26
学校給食などで行われる完食指導の弊害、もっと多くの人に知ってほしい
私の娘も給食を残さず食べるよう指導され、さらにコロナ禍では黙食の指導もあり、食べることにプレッシャーを感じるようになってしまいました
その時期に友だち関係や受験のストレスなども重なったこともあり、普通に食べることができなくなりました
まずは人前で食べられなくなり、次第に家にいても固形物を受け付けなくなり、最後にはゼリーや飴もダメに
数カ月間ジュースなどの飲み物だけで生きていました
うつ状態で起き上がる気力もなく、やせ細る娘を見守るしかなかった時期は本当に大変でした
治療を受けて今は家族との食事は普通に食べられるようになりましたが、未だに人と食事することに多くの困難があります
私も「あと少しだからがんばって食べなさい」、「(食わず嫌いのものを)一口でいいから食べてごらん」と娘に言ってましたが、それも辛かったと今になって言われています
食事の場に「食育」という概念が持ち込まれて、完食や食物へ感謝することなどが強要されています
でも食事しているときは、子どもにはみんなで食べることが楽しいことだと感じてほしい
栄養のバランスや食事のマナーは家庭科で、食料生産や働く人については社会科で教えるので十分じゃないかと思っています
子どもに接する人は、そんなこともちょっと頭の片隅に覚えておいてほしいと思います
#会食恐怖症 #学校給食 #子ども #食べもの #残さず食べる #不安症 #不登校 #好き嫌いがあってもいい #食べることを楽しんで
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>民部 佳代 (ミンブ カヨ)>学校給食などで行われる完食指導の弊害、もっと多くの人に知ってほしい私の娘も給食を残さず食べるよ...