今日がおそらく一番の見ごろの桜通り

自転車で通りかかったとき、たまたまお会いした人に「どうして切っちゃうんですか？」と聞かれました

「桜がかわいそう」と

市民の要望で割と多いのは街路樹のこと

ここも見事な桜並木ですが、何本かは根元から伐採されてアスファルトで埋められています

伐採する理由の一つは、大きく育ち過ぎたこと

特に桜の木は成長が早く、根も張って歩道が盛り上がってしまった箇所もあります

歩道がデコボコだとベビーカーや車いすも通れなくなるので、根を切って平らにせざるを得ません

また枝も大きく張るので、道路沿いのお宅の屋根の上を覆ったり落ち葉で雨どいが詰まったり

民地に張り出した枝は、伐採せざるを得ません

結果として、写真のように片方だけに張り出した形になります

根が張れず片方だけに枝を伸ばした木はバランスが悪くなるので、倒れる可能性もあります

そうなると、もう危険なので根元から切るしかありません

また害虫にやられて、中が空洞になっている木も稀にあります

そのような木はやはり倒れる可能性があるので、根元から伐採です

切らないでほしいという人がいる一方で、根が邪魔だから、落ち葉の掃除が大変だから、街路樹は全部切ってほしいという要望を受けることもあります

私は季節ごとに表情を変える街路樹の緑や花が大好きです

街路樹がきれいなまちの景観を見てふじみ野に住んでよかったと思うし、外から来た人にきれいなまちですねと言われることを誇りに思います

危険な街路樹が伐採されるのは仕方ありませんが、街路樹を切ってほしいという要望には「ごめんなさい。街路樹があるからふじみ野が好きという人もいるので」と基本的にはお断りしています

落ち葉の掃除をしてくれる人、そして歩道を安全に維持している道路課の職員に感謝しつつ、今が最高の桜並木を楽しませてもらいました

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