2025/4/30
デマは正しい情報の6倍の速度で広がるという実例
未だにナガミヒナゲシは危険外来植物というデマが流れてくるので、改めてシェア
もともとはある作家が自作したチラシをTwitterに投稿したところ、それが拡散されてデマが広がったもの
デマが正しい情報の6倍の速度で広がるというのは、ネットメディア論を研究する国際大学 山口真一准教授の研究
そもそも危険外来植物という言葉自体その作家の造語で、ナガミヒナゲシ自体は普通の外来種
国立環境研究所のデータベースでは、シロツメクサとかオシロイバナなどと同じ区分で、要注意外来生物(ハルジオンやセイヨウタンポポなど)にも指定されていない
作家はデマを認めてチラシは削除されたけど、未だに定期的に回ってくる
それなのにふじみ野市を含めたいくつかの自治体が、広報やホームページで「ご注意ください」とデマに乗っかるような情報を未だに流しているのでズッコケます
せめてシェアする前に情報の出所は確認したいもの
ちなみに、ふじみ野市のホームページに記載されている「ナガミヒナゲシに注意してください」の根拠は、「埼玉県レッドデータブック2011植物編」に記載されているというもの
埼玉県で絶滅が危惧される動植物をリスト化したもので、もちろんナガミヒナゲシの絶滅は危惧されてないし、資料として埼玉県に定着している外来植物の一覧にナガミヒナゲシやセイヨウタンポポなどが掲載されているけど、これは単に定着している調査結果でしかない
(ふじみ野市のサイトは拡散したくないからリンク貼りません)
簡単にシェアする前にちょっと調べて欲しいものです
ちなみに結論からいえば
ナガミヒナゲシは外来種だけど、セイヨウタンポポなどすでに定着している外来種に比べ比べ、特に注意すべきものでもない
他の雑草と同様、お庭や畑に生えて気になる場合は抜いた方がいい
種子は食べないでね
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