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【対策本部にて新たな対策を決定しました】

2021/4/24

【対策本部にて新たな対策を決定しました】

本日、対策本部会議を開催し、新たな感染防止対策について決定しました。

・まん延防止等重点措置の対象区域を東葛地域・千葉市の12市とします(従来の5市に加え、7市を追加)
・重点措置区域において酒類の提供を終日自粛
・大規模商業施設等は区域を問わず県内全域で入退場制限など入場整理の徹底
・今回の要請は4月28日から5月11日まで
・コンサートやイベント等の人数上限は県内全域で5,000人(20日から既に要請済)
・都県をまたぐ移動は自粛。ホームパーティ等も自粛を

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【現状認識の共有】

詳細を説明する前に、現状の認識を共有することが重要です。

今回、東京・大阪・京都・兵庫に緊急事態宣言が発令されることとなりましたが、関西3府県は発令が当然として、東京都に関しては感染状況・医療提供体制等の指標の多くはステージ3で、従来の適用タイミングからすると早い段階での発令となります。
変異株のリスクを高く評価していること、ゴールデンウィークという社会経済活動がある程度緩やかになるタイミングであることなどを考慮したのだと思われます。政治的事情として大阪に発令するタイミングで東京も、ということもあったでしょう。
ワイドショーなどを中心に政府の意思決定はよく批判されがちですが、少なくとも東京都への発令に関しては「遅い」という批判は当たらないと考えます。

そして「緊急事態宣言」という言葉が独り歩きしがちですが、2度目に行われた緊急事態宣言の時に要請された内容(飲食店の8時時短、イベント等の人数制限など)は、まん延防止等重点措置の段階ですでに行われています。
2度目の緊急事態宣言は主に飲食店の時短が中心で、季節は感染が広がりやすい冬場であった中で、緩やかな低減傾向を実現していること、宮城県や沖縄県において、まん延防止等重点措置が出て2度目の緊急事態宣言と同じような要請が行われた後に低減傾向となっていることから、これらの措置に一定の効果があることは確かです。1年以上の知見に基づき、感染リスクの高い場面にピンポイントに対策を打つという考えですね。

今回の緊急事態宣言の発令にあたっては、既にまん延防止等重点措置で2度目の緊急事態宣言と同様の措置が行われている以上、さらに強い措置が必要となり、飲食店等における酒類の終日自粛という従来の感染リスクの高い場面に対策を打つ方針の延長線上にある施策に加えて、商業施設の休業要請やイベントの無観客化などの人流を抑える、ミニロックダウンのようなものとなりました。
これらの施設や場面において感染が拡大する明確なエビデンスは無いわけですが、大阪などは従来の要請では低減傾向が作ることができないことから、感染リスクに少しでも繋がり得る人流そのものを抑える方向に政府はかじを切りました。

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【千葉県の感染状況】

そうした中で、千葉県の対応です。
まず、千葉県の感染状況や医療提供体制の実情です。

新規感染者数(直近7日間合計、10万人当たり)
・千葉県:14.44人
・東京都:35.06人
・神奈川県:16.98人
・埼玉県:18.57人
※ステージ3は15人以上、ステージ4は25人以上。

千葉県の感染状況はステージ3手前で、全国では21番目という状況です。
現在、感染は増加しつつあり、特に20代の人口に占める感染者数は既にステージ4に入っています。20代の感染が増えると、その後に感染が多世代に拡大していきますので、変異株への置き換わりも含めて、強い危機感を持っています。

次に医療提供体制です。現時点の確保病床の占有率は23.5%、ステージ3の基準である20%を超えています。
高齢者施設でのクラスターは減少傾向で、関係者の感染防止対策へのご尽力に加えて、施設での定期的なPCR検査を千葉県全体で実施していることも背景にあると思われます。ワクチン接種も含め、高齢者の感染が減ることで病床への影響は着実に改善します。

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【対策本部で決定した内容】

こうした実態を踏まえて、

①東京都に緊急事態宣言が発令され、飲食店や遊興施設への制限が行われることにより、GW期間中において都民等が本県に流入することが想定される範囲については東京都の措置に対応して対策を強化することが必要であること

②本県・当該地域の感染者数が増加傾向にあることや医療提供体制のひっ迫の状況

③昨年12月からの感染拡大の状況を踏まえると東葛地域・千葉市から全県へ感染が拡大することが懸念されること

などを総合的に勘案し、まん延防止等重点措置の区域を現在の市川市・船橋市・松戸市・柏市・浦安市に加え、千葉市・野田市・習志野市・流山市・八千代市・我孫子市・鎌ケ谷市の合計12市とします。

新たな要請の期間は4月28日から5月11日まで。事業者の皆さんの準備や仕入れなどを考慮し、最低限の期間を確保した上で、大型連休中の人の移動の活発化を抑えるため集中的に行います。

飲食店等に対する要請内容は以下の通りです。

・まん延防止等重点措置を実施する地域
  →営業は20時まで。酒類の提供を行わないこと
・その他の地域
  →営業は21時まで、酒類の提供は20時まで

大型商業施設などでは入場整理を徹底頂きます。入退場の規制、一方通行などの導線管理などを強化するよう、県内全域の施設においてお願いします。

プロ野球やディズニーランド、各種イベントは千葉県にまん延防止等重点措置が適用された20日より、重点措置区域か否かを問わず県内全域において人数制限5,000人となっています。

事業者の皆さんには新たな要請をお願いすることとなり、大変申し訳なく思います。
今回の緊急事態宣言に伴い、飲食店に限らず幅広い業種の方々が経営的に苦しくなると考えており、知事会などを通じて、持続化給付金の再給付も含めた幅広い業種の方々への支援制度を拡充するよう、国に強く求めていきます。

また、私が以前から主張しているとおり、飲食店に対して一律に自粛を要請するのではなく、店舗の形態や感染防止対策の徹底状況を見て、自粛内容にメリハリをつける認証制度が必要です。
4月5日に就任し、翌6日に検討を指示し、担当部署が鋭意制度の検討を進めています。重要な制度ですので丁寧な制度設計が必要ですが、今後もウィズコロナがある程度続くことから、できる限り早くモデル実施ができるよう努めます。
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【都県をまたぐ移動の自粛、ホームパーティなどの自粛を】

既に東京を始め、各都道府県において都道府県間をまたぐ移動は控えるよう要請が行われています。
GW期間中は行楽や帰省が増える時期ではありますが、改めて仕事や通院など生活に必要な場合を除く、都県をまたいでの移動、緊急事態措置区域との往来は厳に控えてください。

また、ホームパーティや宅飲みは控えてください。
飲食店への要請は飲食店自体にリスクがあるのではなく、マスクを外して会話する場面は飲食店において生まれやすいことから行われています。
同居家族以外が集まってホームパーティや宅飲みをしては意味がありません。昨年クリスマスや年末年始にこうした場面が多く生まれて、感染拡大が起きたことを思い出して頂き、一人ひとりが「私だけは大丈夫」「今だけ大丈夫」と思わず、基本的な感染防止行動を徹底頂くことが重要です。

東京や千葉など首都圏においては感染拡大の早い段階から強い措置を行い、感染再拡大を抑えるべく動いています。
医療従事者へのワクチン接種も着実に進んでいますし、GW明けからは高齢者のワクチン接種が本格化していきます。5~7月にかけて高齢者のワクチン接種が進むことで医療提供体制のひっ迫状況は確実に改善されます。

GW期間中、報道機関の中には昨年と同様に、要請を守らない人に焦点を当てて、国民の不満度を上げるような報道を行うところもあるでしょう。
感染状況や科学的根拠に基づいて適切な対応を取ることができるよう、私たちは取り組んでいきますので、お互いで分断を生み出さず、協力してこの苦境を乗り切っていきましょう。

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著者

くまがい 俊人

くまがい 俊人

選挙 千葉県知事選挙 (2021/03/04) [当選] 1,409,496 票
選挙区

千葉県

肩書 千葉県知事
党派・会派 無所属
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