2021/6/15
今月2日の本会議一般質問において、区民の方々からご要望頂いていた「区道の愛称」について、取り上げました。
以下、質問と答弁の要旨をご報告します。
【以下引用】
問(ゆうたろう):ふるさと杉並の原風景として、私は昨年第3回定例会一般質問において、暗渠・旧町名・絶滅危惧種について取り上げた。
今回は、区道の愛称について取り上げる。
区道の愛称には、どのようなものがあり、それはどのように決まるのか。
道路愛称にはどのような効果が期待できると考えるか。
他区ではどのような取組がなされているか。
それに比べ、杉並区はいささか取り組みが弱いと感じる。区は区民に愛され、親しまれ、安心して利用できる道づくりを進める一環として、道路愛称名を増やし、地域の道しるべとし、もって区民のふるさと意識を高め、地域の活性化の礎とするよう求めるが見解を伺う。
答(土木担当部長):区道の名称に関するお尋ねだが、区道には、道路台帳上の路線名の外、一般に通称名で呼ばれている通りもある。
馬橋通りや鎌倉街道、本郷通りなど、区が名付けたものではなく、これらは古くから自然発生的に呼ばれているものと認識している。
周辺区では、世田谷区や中野区など、通称名や愛称名を特定の路線に設定しているところもある。
当区においては、地域の方々が主体となって道路に愛称をつけた例もあり、地域に愛着を持って頂くということでは喜ばしいことと考えている。
今後、愛称名がどのように定着していくのか見守りながら、地域のまちづくりを進める上で愛称名の活用なども考えて参りたい。
【引用以上】
区民の方々からご指摘頂いていた通り、杉並区では本件について、取組が遅れていることが、おかげさまで今回よく分かりました。
今後、継続してこのテーマについて掘り下げ、要項整備などまで議論を深めて行きたいと願っています。
私の方でも調査したところ、一例として久我山東自治会では、自治会の負担で区道愛称プレートを作成し、自治会内の家屋の塀に掲示するという取組を行っていることも分かりました。
こうした取組を区で後押しできないか、といった提言も行っていきたいと考えます。
区民各位のご教導の賜物と、心より感謝申し上げます。
写真は、久我山東自治会が作成している区道愛称プレート。
郷土愛あふれる、素晴らしい取組だと思います。
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