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鈴木 あやこ ブログ

江東区の特別定額給付金事業を振り返る〜予算審査特別委員会

2020/10/1

みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

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昨日は、江東区議会 予算審査特別委員会が開催されました。
今回の予算審査は、コロナウイルス対策を中心に、江東区の補正予算を審査するためのものです。
江東区の特別定額給付金事業を振り返る質問も行いましたのでご報告します。

特別定額給付金について

まず、これまでの補正予算の振り返りとして特別定額給付金について伺います。
今年度のコロナ対策関連の補正予算で最大の支出額だったのは、特別定額給付金である。
8月31日までの申請期限で、振り込みについても99.9%と、ほぼ完了しています。

スクリーンショット 2020-10-01 16.34.04

江東区ホームページから


オンライン申請の確認作業や内容不備等が多く、郵送申請一本に途中から切り替えた経緯や、申請が殺到して給付が遅れるなどの事象が発生していたと聞いている。私のところにも、区民の方から給付が遅い、いつ振り込まれるなどの声が多く寄せられた。申請書の処理を外部委託し、区の庁内でも部署を横断し、応援の人員を出すなどの尽力で、約27万2000件の給付業務を乗り切ったことには感謝したい。
特に今回は、マイナンバーカードを用いたオンライン給付手続きが実施されるなど、初めて経験する事務作業などもあり、区民に対し、ミスなく早期に給付を行わないといけないというプレッシャーもあったと思います。

①特別定額給付金支給事業についての振り返り、対応で苦慮した事象について伺います。
他の自治体においては、誤支給(重複支給など)が起こった事例などがあり、近隣自治体では、世田谷区、練馬区、荒川区、足立区などの誤支給が報道されている。本区では、大丈夫だったのか、今後見つかることはないか、
伺います。

【答弁(総務部長)】
まず、対応で苦慮した事象についてですが、まず非常に短期間で準備をしなければならなかった事が上げられます。4月20日に本事業が閣議決定され、そこから全区民の方へどのように支給するのか、とにかく短期間で準備する必要がありました。
 本来、十分な準備期間があって、その間にシステムの設計・構築・検証を行い、振込処理を実施するのが理想でありましたが、委員のご質問の中にもありましたように、4月末頃には区民の方から、いち早く支給してほしいという要望が非常に多くあり、我々もその要望に応えるためにどうすればよいか非常に苦慮したところであります。
また、マイナンバーカードを活用したオンライン申請の申請内容のチェックについても非常に大きな負担となりました。オンライン申請の入力は任意に入力できるため、世帯主からの申請なのか、申請している支給対象者に間違いがないかなどを、本区の住民基本台帳のシステムと全て照合しながら振込処理をしなければならないという状況で、ここの部分は職員に大きな負担となりました。 
そのため、本区では、5月7日にオンライン申請を開始しましたが、一か月後の6月7日にはオンライン申請を中止するという判断をいたしました。
次に、誤支給についてのお尋ねについてです。
 本区においては、幸い、そのような重大な支給ミスといった事象はありませんでしたが、水際で支給ミスを防いだ事例はいくつかあったことはございます。
 今後、見つかるかどうかという点においては、恐らくではありますが、無いものと、考えております。
 迅速に支給することは勿論ですが、間違いなく支給するといったことがあってはいけませんので、その点は細心の注意を払って、事務処理に努めたところでございます。


②今後そのような給付事業があったときは、経験や反省を生かしてどのように効率化するか?


(答弁:総務部長)
 今回の経験や反省を生かして、効率化できるかというお尋ねについてです。
 今後、類似の事業が発生した場合にマイナンバーカードを如何にして活用するかという点が大きなポイントになろうかと思います。
 今回は非常に短期間で政府がシステム構築を行ったことで、各自治体では大きな混乱が生じてしまいましたが、今回の事業での課題を踏まえて今後のマイナンバーカードの活用次第では効率化できる部分があるかと思います。
 また、本事業は全区民に支給するということで委託事業者のみならず、本区でも非常に多くの職員がこの事業に携わりました。そのため、給付金のノウハウを持つ職員が増えたことで、この経験が今後、類似の事業が発生した場合において、効率化につなげられる可能性がございます。


(コメント)
・国の動きとしては、デジタル化の推進策として、個人のマイナンバーと預貯金口座を2021年に連動させるという方針も報道されている。
これによって給付金の支給手続きもスムースになると想定されるが、今回の特別定額給付金で得た経験を生かして、業務の効率化などをすすめてほしい。

③今後行政のデジタル化(デジタル庁の創設等)の流れも踏まえて本区でもマイナンバーを使いやすい環境を整備していく必要がある。マイナンバーカードについては、今回の定額給付金やキャッシュレス推進施策で、登録すると上限5000円がもらえるマイナポイント事業などもあり、登録者も増えている。
マイナンバーカードについては、菅首相が、先月25日「2022年末には全国民にほぼ行き渡らせることを目指す」と表明している。
マイナンバーカードの登録者数がコロナ禍をきっかけにどれだけ増えたかと、区としてマイナンバーの普及促進と利活用についてどう進めていくか見解を伺います。


【答弁】
まず、マイナンバーカードの交付数の増加についてですが、昨年度は月に平均約1,660枚の交付数でしたが、今年度は4月~8月までで月平均約2,748枚と特別定額給付金のオンライン申請や、マイナポイント事業の影響もあり、前年を上回るペースで交付数が増えております。
次に、マイナンバーの普及促進と利活用についてのお尋ねについてです。
行政のデジタル化のため、国はマイナンバー制度の改革や自治体間システム統一などを柱とするデジタル基盤の改革の工程表を示すとしています。本区においても、江東区情報化推進プランの方針のもと、マイナンバーを使用したオンライン申請の拡充等を通じてマイナンバー制度の活用を図ってまいります。また、併せてマイナンバー活用についての国の施策と整合性を図り、行政のデジタル化に向けて既存システムをそれに適合するよう、システム環境の整備を検討してまいります。これにより、カードの普及促進と区民がマイナンバーカードの保有のメリットを感じられるよう利便性向上に向けた環境整備に努めてまいります。


☆☆☆
特別定額給付金の支給事業については、「給付が遅い」など様々な声が聞かれました。
江東区としては、ミスなく、区民の皆さんに給付金が配布できるよう、努力した結果ではありました。
今後同様の給付金事業などがあった場合には、今回の給付事業をきっかけに、さらなる業務の効率化を行い、迅速に確実に区民の皆さんに届くよう、推進していきたいと思います。

次のブログでは、「今回の補正予算について」
質問した内容をご紹介します。


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著者

鈴木 あやこ

鈴木 あやこ

選挙 江東区議会議員選挙 (2019/04/14) [当選] 5,543.492 票
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肩書・その他 江東区議会 民政クラブ政調会長/マニフェスト大賞副実行委員長
党派・会派 立憲民主党

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