2025/11/6
こんにちは、台東区議会議員の本目さよです。
今日は、小学校の「チョーク」のお話です。
え、そんな細かいところ…?と思われるかもしれませんが、実はここに、
「どの子も学びからこぼさない」ための大事な視点が詰まっています。
以前から私は、色覚の多様性に配慮した「ユニバーサルチョーク」の導入を区に求めてきました。

男性の約20人に1人は、色の見え方に特徴があると言われています。
たとえば授業中、先生が「ここは赤で線を引きますね」と言っても、
という子どもがいます。
本人も「みんなと見え方が違う」とは気づきにくく、
なんとなく「黒板が見づらい」「授業についていきにくい」と感じてしまうこともあります。
おうちのテレビも、明るさやコントラストをちょっと変えるだけで
「急に画面が見やすくなる」ことがありますよね。
チョークもそれと同じで、ほんの少しの工夫で、世界の見え方がガラッと変わることがあります。
このテーマについては、2017年(平成29年)の第三回定例会で一般質問をしました。
子どもが見やすいチョークや、色に配慮された副教材の使用を進めるべきではないか
という質問に対し、教育長からは
といった答弁がありました。
その後、2018年に担当課へ確認したところ、当時色覚対応チョークを使っていたのは
にとどまっていました。
この状況は当時のブログでも報告し、「ぜひ学校にも働きかけてください」とお願いしてきました。
過去ブログ:「色覚対応チョークの利用について」(2018年12月10日)
https://ameblo.jp/hommeisayo/entry-12418841116.html
もう一つ、大事なポイントがあります。
小学校で使うチョークは、「令達予算(れいたつよさん)」と呼ばれる、校長先生の裁量で使い道を決める予算の中から購入されています。
この中から、
いろいろやりくりしているため、どうしても単価の高いチョークは選ばれにくいのが現実です。
さらに、せっかく導入されたとしても、
校長先生が代わるとチョークの方針も変わってしまうのではないかという懸念もありました。
実
こうした状況を踏まえ、今回の決算特別委員会(【P267】2小学校費/学校管理費)では、あらためて
について確認しました。
その中で示されたのが、
使用されている学校の割合がまだ低かったため、
教育委員会でユニバーサルチョークを一括購入し、区内の全小学校に配布した
という答弁です。
これは、
という意味で、とても大きな一歩前進だと受け止めています。
もちろん、チョークを配布しただけで課題がすべて解決するわけではありません。
こうした部分は、これからも継続してチェックが必要です。
今回の決算では、
「配布」というスタートラインには立てたけれど、まだ“走り出したところ”という認識で、
今後も質疑を重ねていきたいと思っています。
色覚の違いは「特別な一部の子」の話ではなく、
クラスに1人〜2人はいるかもしれない、身近な多様性です。
もしお子さんの様子が気になるときは、
学校に「黒板の見え方が気になっていて…」と相談してみてください。
議会ではこれからも、
を確認しながら、「どの子にとっても見やすい教室」づくりを後押ししていきます。
さらに、今後一人一台端末の活用が進んだり、ICT化が進めば、もしかすると黒板自体が使われなくなるかもしれません。
みなさんの学校では、黒板の文字の「見やすさ」、どう感じていますか?
もし気づいたことがあれば、教えてくださいね。
#台東区 #ユニバーサルチョーク #色覚多様性 #小学校 #くらしを支える決算2025
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