2025/10/8
こんにちは、台東区議会議員の本目さよです。
今日は「決算特別委員会」という少し聞き慣れない会議で、
区の1年間の使い方——つまり**「税金がどのように使われたのか」**をチェックする場に参加しました。
たとえるなら、家庭でいう「家計簿の見直し」のようなもの。
“どこにお金をかけて、どんな成果があったのか”を確認しながら、
次の1年にどう生かすかを議論します。
私は今回、
AI(人工知能)の活用、防災備蓄、そして選挙のデジタル化について質問しました。
どれも、少し難しく聞こえるテーマですが、
実は私たちの暮らしや子育てにも直結する大事な内容なんです。
今日はそのポイントを、わかりやすくお伝えしますね。
学校や保育園でもAIを活用できるように最近よく耳にする「生成AI」。
台東区役所でも、行政の効率化に向けて「AI技術の活用」が検討されています。
ただ、現状では——
学校はマイクロソフトのCopilot(コパイロット)のみ利用可能
保育園や現場職員は庁内ネットワーク外のため、AIツールを使えない
という“デジタル格差”が生まれています。
子どもたちの学びを支える先生たちや、日々の保育を担う職員さんこそ、
AIの力で少しでも「余裕」を持てるようにしたい。
たとえば、保育園の連絡帳をAIが補助したり、
行事の企画書を自動でまとめてくれたり——
“事務の時短”が進めば、もっと子どもに向き合う時間を増やせます。
AIは「冷たい機械」ではなく、現場を支える“影のサポーター”のような存在。
そんな環境を整えるよう、引き続き提案を続けます。
フリーアドレスとノーコード、働き方改革の実態は?区では、職員が自由に席を選べる「フリーアドレス」や、
専門知識がなくてもアプリを作れる「ノーコードツール」など、
新しい働き方の実証が始まっています。
でも実際には——
座席を自由にしても、業務が整理されていないと「移動できないデスク」になってしまうんです。
言うなれば、“片づけ前の模様替え”のようなもの。
まずは業務の見直し(BPR)を進めながら、仕組みを生かす工夫が必要です。
また、外郭団体(区の関連団体)へのICT支援も進んでおり、
昨年度立ち上げたDXプロジェクトチームが、
今年度は実際の改善提案に取り組んでいます。
区民サービスの裏側でも、じわじわと“デジタルの波”が広がっています。
防災備蓄に「女性の視点」を防災備蓄についても質問しました。
昨年度から、避難所に「授乳服」が配置されたのはとても良い進展です。
ただ、まだ十分とは言えません。
災害時は洗濯や着替えが難しいため、
尿漏れパッドやおりものシートなどの衛生用品が必須です。
能登半島地震の経験を受け、
他自治体ではこれらを新たに備蓄に加える動きも出ています。
また、内閣府が作成した「授乳アセスメントシート」や、
哺乳瓶が使えないときに役立つ「カップフィーディング」の資料なども、
避難所に置いておくと心強いです。
防災の備えは、「命を守る」だけでなく「 dignity(尊厳)を守る」こと。
今後、台東区でもこうした視点をしっかり反映していけるよう、提案しました。
選挙啓発グッズの再利用と電子投票の可能性選挙のたびに配られる「風船」などの啓発グッズ。
実は、印字された選挙名や日付の関係で、
余った分は次回に使えず廃棄されてしまうことがあります。
でも、子どもたちが風船を通して「選挙って楽しいね」と感じるのは、
とても大切な“民主主義の入口”です。
せっかくなら、「選挙へ行こう!」などの汎用デザインにして、
次回も再利用できる形にしてはどうか——と提案しました。
区からは「検討します!」との前向きな回答。嬉しい瞬間でした。
さらに、電子投票についても質問しました。
大阪府四條畷市では2024年に電子投票を実施。
投票の正確さ・スピードが上がり、開票作業の負担も減りました。
台東区でも、将来的に導入を検討していくことができれば、
若い世代や子育て中の人にとっても“投票しやすい選挙”に近づきます。
AI、防災、選挙。
一見バラバラなテーマのようですが、どれも共通しているのは——
**「誰も置き去りにしない仕組み」**をつくること。
行政のデジタル化は、機械を増やすことではなく、
“人の時間と気持ちにゆとりをつくること”が目的です。
これからも現場の声を大切に、
「安心して暮らせる台東区」の実現に向けて、一歩ずつ進めていきます。
みなさんの「ここ、もう少し便利にならない?」という声が、
次の提案のヒントになります。
気になることがあれば、ぜひお聞かせくださいね。
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ホーム>政党・政治家>本目 さよ (ホンメ サヨ)>【台東区】AIも防災も「現場から」進化を。今日の委員会で伝えたこと