2021/2/20
大学生と政治について意見を交わせる貴重な場として、NPOドットジェイピーの議員インターンプログラムを毎年受け入れています。この冬も2名の大学生と活動を共にしており、先日鶴岡で合宿を行ないました。
まず、Fさんからの鶴岡合宿レポートをご紹介します。
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午前は田中さんに三川町にある子育て支援センターに連れて行っていただいた。去年の7月に作られたとてもきれいな施設で、中には子どもたちが遊ぶことのできるスペースもあった。そこには大型遊具やおままごとコーナー、数多くの絵本などがあり、0歳から12歳ぐらいまでの幅広い年齢の子どもたちが楽しく遊べる空間でだった。私も滑り台に乗ってみたが、予想以上に本格的でとても楽しかった。私の小さな頃にも、家の近くにこのような楽しい施設があったら良かったなととても羨ましく感じた。子育て支援センターでは、一時預かりや子育て相談も行っている。親御さんが安心して子どもを預けることができ、ストレスも軽減することのできる、子育てするにあたってより良い環境だと感じた。
また、そこでは親子らららコンサートに参加させていただいた。0歳からから4歳までのお子さんと親御さんが15組参加していた。そこでの「子どもたちのために、だけではなく、親御さんにも向けてこの活動を行っている。」という田中さんの言葉がとても印象的だった。初めてできた子どもの場合、親御さん特にお母さんは初めてのことばかりで不安でいっぱいだと思う。そんな中で、親御さんがリラックスし楽しんでいると、子どもたちにもその感情が伝わるということが目に見えて感じられた。
このコンサートは田中さんが一人で歌うのではなく、親子で一緒に歌ったり、触れ合ったり、手作りの楽器で演奏したりと親子参加型のイベントである。私たち学生も歌に合わせて動物の絵を貼ったり、大きな絵本をめくったりと活動に参加させていただいた。この活動に参加して、今まで小さな子どもに苦手意識があったが、そんな感情も忘れて子どもたちと一緒に純粋に楽しむことができた。そんな自分に驚くとともに、子どもたちが飽きない内容、参加している皆さんが楽しめる雰囲気づくりをしている田中さんがすごいなと思った。小さな子どもたちと接する機会はほとんど無いため、今回このような活動に参加できとても良かった。
午後は市役所で、国民健康保険運営協議会を傍聴した。市役所の方が活動予算案などの報告を行ない、保険料の使い道に異議はないか、課題のある政策の数値が改善していないようだが改善策は考えているのかなどの議論がなされていた。初めて見る光景で、市役所の方が予算案を報告し、質疑応答に対応するという仕事があることを今まで知らなかったため大変驚いた。市役所の方も議員の方も、施策の意義や現状をしっかりと把握していなければうまく進行していかないなと思った。
翌日、3月11日に行われるCandle Night に向けてのキャンドル作りに参加させていただいた。今年で10年目ということで、年々より良いものに進化しながら活動を続けているイベントである。小学生が様々なメッセージを込めた紙コップ一つ一つに、ロウソクを立て、カラフルなロウのキューブを入れていった。震災を経験していない年齢の子どもたちがキャンドルに願いを込めているのはとても感慨深かった。頻繁に地震が起きる日本で、東日本大震災での経験を忘れることなく語り継いでいく、とても意味のあるイベントだと思った。今後も続いていくといいなと思った。
2日間とても充実した時間を過ごすことができました。鶴岡の文化や歴史、街並み、議員さんの仕事について詳しく説明していただき、とても勉強になりました。昨年鶴岡に引っ越してきたばかりですが、歴史あるとてもいい街だと知ることができました。また、鶴岡といったらのラーメン屋さんやお寿司屋さんにも連れて行っていただいき、とても嬉しかったです。普段できない様々な経験をさせていただきありがとうございました。とても楽しい2日間でした。
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