2023/5/22
【中国は台湾侵攻無理❗️by元台湾防衛駐在官】
昨日は、自衛官OBの会である公益社団法人隊友会東京都隊友会年次総会が開催され、私は理事役大田区支部長として参加致しました。
総会に続く講演会では、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所で、防衛駐在官に相当する安全保障担当主任を務めた渡邊金三元陸将補が講演をされました。
日本は心情的には別にして、台湾と国交がない事になっていますから台北に大使館を置いていません。したがって、各国日本大使館に駐在する武官たる防衛駐在官は台湾にはおりません。が、それに代わり退職自衛官を安全保障担当主任として駐在させています。
自前のビルを建て、400名の職員、40名の現役軍人を駐在させている米国に比べ「中国様」への配慮が強すぎる日本です。
渡辺元陸将補のご講演によれば、中国による台湾侵攻は直近ではないだろう、とのことでした。それは、以下の理由だと述べられました。
1.台湾海峡は130キロから200キロの幅があり、長時間の渡海が必要
2.潮の流れが早く干満差が激しい為、大規模艦艇群の整斉とした行動が困難
3.海底が浅く、潜水艦の運用が困難
4.冬場は強風、高波、濃い霧が発生し航空機、艦艇の運用が困難
5.台湾の海岸線は砂地が少なく険しい山が続き上陸適地が少ない
6.沿岸部には都市が多く市街地戦になり迅速な侵攻が困難
但し、中国の侵攻準備が整う2035年までには、日本は台湾侵攻に備えて体制を整える必要がある、との警鐘を鳴らされました。
講演会の後は、待ちに待ったカンパーイ❗️です。各テーブルをまわっていると「あの彼は生徒出身だと思うよ」と教えてくださる方がいました。
自衛隊生徒とは15歳から自衛隊の学校で教育を受ける制度で、私は航空自衛隊生徒18期生です。生徒は「1期違えば石ころ同然」と言われるほど先輩後輩の序列が厳しい事でも有名です。
さあ、何期生でしょうか?見た感じは先輩風です。近寄って「生徒だそうで、何期生ですか?」と聞きました。すると、19期生でした。後輩と聞いた途端に、彼は敬語になり、私は偉そうに⁉️なりました。
グランドヒル市ヶ谷(防衛省共済組合市ヶ谷会館)の夜は、さらに二次会へと続きましたとさ❗️
また、飲み過ぎました。反省
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