2023/5/13
【わかりやすい❗️お役所仕事の好例発見】
お役人という種族は、大化の改新以来
1.仕事に効率は求めない
2.出来ない理由を考える
3.自己の保身と昇給が最重要
4.他部署との連携は出来ない、しない
との訓練を受けているのでは、と感じるほど、非効率な人々です。私は度々、この「お役人DNA」について笑い話を公開していますので、是非笑い飛ばして下さい。
今朝は、6時から多摩川河川敷散策を久しぶりに実施しました。すると、ありました!ありましたよ!
お役所仕事の好事例が❗️
大田区内を流れる多摩川の河川敷は、全て国土交通省の管理下ですが、許可をうけて「占有」している者がいます。その大口占有者が大田区で、公園風、グランド、テニスコート等に使っています。
河川敷のうち、占有者がいる場合にはその部分の維持管理は占有者が行うことになっています。また、堤防上に道路を走らせている場合も同様で、これは道路部分だけでなく、堤防上の末端から下1mの部分まで、大田区が管理することになっています。
ややっこしいのは、国道が河川を跨いでいる場合です。この場合は、国道に係る部分は、国交省東京国道事務所が所管するのです。
国道下の土手上に大量のゴミが捨てられていて、大田区の担当課長に処理の依頼をした際、課長から「その場所は、土手のどの辺ですか?それによって所管が違うので」と言われてキレました。まあ、お役人に、こんなもんです。
で、今朝見つけたのは、河川敷の雑草刈作業の縄張りです。
河川敷内のグランドや遊歩道の川側はキレイに雑草が刈られていましたが、遊歩道の内陸側は、キレイに残してあるのです。
つまり、大田区から河川管理を請け負っている建設業者の共同企業体は、大田区占有範囲しかお金をもらっていません(実際にはエイヤーの総額契約)から、余計なことはしません。
これはお役所の発想では正しいです。が、民間感覚としては、どうせやるなら国交省の部分も同じ業者が草刈りやって、費用を按分すればいいだろう、と考えます。
残念ながら、この発想は役所では通じません。
1.大田区出入り業者と国交省出入り業者は違うので、互いにシマ争いになり話がらまとまらない
2.国交省のお役人様は出先であっても「たかが、草刈りごときで、地方自治体と調整なんかするものか」と、お偉いのでまとまらない
そして、国民、区民の税金は二重の仕事で、無駄に費消されていくのです。
この辺のこと(行政のダブり)では、大阪維新の発想に賛意を示すのですが、大阪都構想は「特別区の悲哀」を知らない残念な発想だ、と断じておきましょう。
嗚呼、お役人様❗️お役所仕事よ❗️
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