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いぬぶし 秀一 ブログ

【公務員・教員のお花畑感覚について@一般質問】昨日の区議会第二回定例会で、以下の質問をいたしました。

2022/6/17

【公務員・教員のお花畑感覚について@一般質問】

昨日の区議会第二回定例会で、以下の質問をいたしました。御用とお急ぎでない方はご覧ください。

大田区議会のキャステイングボート令和大田区議団の犬伏秀一です。

私が、平成11年に区議会議員に初当選させていただいて、まずビックリしたのは区役所職員、教員と一般の世の中との価値観の相違でした。区役所内、学校では同じ時計を使っているのか、と感じるノンビリした時間が流れていました。退庁時間前に正面玄関には帰宅する職員があふれ、教員は16時には下校することが平然と行われていました。

この20年余り、多くのおかしな慣行にメスを入れて、職員、教員にはずいぶんと嫌われてきたと、悦に浸っております。
すこしは改善された、職員、教員の「お花畑」感覚ですが、まだまだ民間に比べれば笑い話のような事例が山盛りです。
今回は、いくつかの部局につき事例を示し、見解をおうかがいいたしますので、できることは、すぐさま改善をしていただくよう要望しておきます。

羽田空港跡地5.9haを大田区が165億円で購入し、鹿島を中心とする「羽田みらい開発株式会社」に50年間、月額約3540万円、総額212億2千万円余で貸し出すことにしたのはご存じの通りであります。羽田みらい開発株式会社はこの土地に13万㎡の建物を建築し事業展開をはじめました。

自動車の自動運転の試験コース、水素ステーションなど先進技術の拠点となり、大田区内ものづくり企業の受注機会が増加されることが期待されています。

しかしながら、この特定目的会社(SPC)の出資企業9社はいずれも大企業です。はたして、大企業に公務員以上の発想が出来るのか、大変心配しています。SPCにおける、いくつかの大企業病をお示ししましょう。

私は先日、この羽田みらい開発が建築した施設HI City内にある大田区執務室を訪問いたしました。ところが、駐車場から大田区執務室にいたる、すべての掲示板、案内板に「大田区」の表示がないのです。それどころか、執務室のドアにも何の表示もない。担当課長に理由を聞くと「規制が厳しくて」と、意味不明の回答がありました。

さっそく、羽田みらい開発株式会社の公開されている電話に電話をいたしました。すると何度かけても一般家庭のような留守電です。局番を見ると鹿島の本社と同じ番号です。羽田空港に本社が登記されている羽田みらい開発は、どうやら鹿島本社のなかに電話だけある会社のようです。

区担当者から、鹿島の担当部長の携帯を聞き、電話で資すると「掲示にはルールが必要である」と、お役人よりもお役人風の回答が返ってきました。私は「大田区は地主だよ」と申し上げましたが、この調子ですから、多分50年の賃貸期間中、大田区の執務室への案内表示はされないのではないでしょうか。毎日、この執務室に通勤して不思議に思わない大田区職員のお花畑感覚も立派です。

先日、HICityを視察するため、観光バス3台で訪問した団体がありました。ところが、HI Cityには観光バスの駐車場が3台しかないうえ、1回10分であっても1万円を徴収するというので、この団体はやむなく乗客を降ろしてバスを羽田空港内駐車場に回送して、1時間1500円の駐車料金を払ったのです。

せっかくHICityに来て下さる団体から1万円とは、利用者目線ではないですし、MICEを推進しようとする大田区の方針とは相いれないものがあります。

これについて、やはり鹿島の部長に質問しましたら、驚くべき回答がありました。お役人顔負けのいい訳の後、彼からは、将来はリムジンバスと駐車場賃貸契約を結び、リムジンバスの待機場所にするので、他のバスの利用を抑止するため、料金を高額にしているとの説明がありました。

はあー?リムジンバスの待機場所で金儲けをさせるため、大田区は土地を貸しているんだ?と驚きました。

また、HI Cityにはホテルや会議室業者等が入居しています。私は当然、羽田みらい開発が家主かと思っておりましたが、実は賃貸契約上の家主は大和ハウス工業であることがわかりました。鹿島がゼネコンとして羽田みらい開発から大型建築工事を受注し売り上げを立て、その建物を大和ハウス工業が一括賃貸し、さらに実際の入居者に転貸するスキームが見えてまいりました。

なぜ、区民の財産である区有地使い転貸して稼ぐ仕組みにしたのでしょうか。その結果、入居者は直接賃貸するより高い家賃を払うことになっているのではないでしょうか。このスキーム、またリムジンの待機場所に使うため訪問者のバスが停められないことにつきお答えください。

HICityのある入居企業が、全国の学校等へ「大田区の産業観光」を提案しようと、大田区産業振興協会へ「区内のモノづくり系企業で熱心な社長を紹介して欲しい」と依頼したそうです。ところが、振興協会の職員からは「HPに載っているから自分で探せ」と言われたそうで、あまりにもお役所的な対応に戸惑ってしましたし、区内学校への提案のため、教育委員会への取次もしてくれないという、流石、縦割り行政で庁内連携が不得意な大田区の外郭団体の対応です。

協会職員の給与は全額区からの補助金、つまり税金であるという意識がまったくないのは大問題であります。他にも、産業振興協会のマンネリ対応が散見されています。このような現実からは、一度、大田区産業振興協会は解散し、あらたな仕組みで事業をすすめるべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。

さらに、HICityの運営、事業展開について、羽田みらい開発、いや、鹿島の一部長さんにお任せするのではなく、地主として、また大田区産業経済の担い手として、積極的に本来の目的に沿うべく介入し、指導すべきだと考えますが、いかがでしょうか。特に空港まちづくり課と産経部の連携の悪さを感じているのは私だけではないでしょう。すべて鹿島任せ、受動的対応では50年間が思いやられます。

次に、お花畑の学校教員について質問をしてまいります。

大田区の学校ではマイカー通勤が禁止されています。が、私が見つけるまで多くの学校でマイカー通勤が常態化しており、学校用地に無償で車を停め、なんと、定期代も受領するという図々しい教員が副校長等を含めて多数おりました。また、夏季研修制度を悪用して、夏休みに「自宅研修」と称してほとんど登校しない教員が多数いたことも、さすが社会と隔絶された異様なムラ社会に住む方々であると感じました。

先日は、世田谷区立小学校学校長、教育委員会、担任教員の、教員以前、人としておかしい行動を指弾いたしましたが、保身のためウソをつく教員が教壇にたち、または学校長として偉そうに「約束を守りましょう」等を言っているのかと思うと、誠に情けなくなりました。

大田区には、そのような教員はもはやいないと信じたいのですが、PTAなどからモレ聞こえる学校の実態はまだまだ心配です。
我々議員は選挙に当選した途端に何の実績がなくとも「センセイ、センセイ」と呼ばれます。同じように教員は大学で教職課程を修め、教員採用試験に受かれば、ピカピカの社会人1年生であっても「センセイ」です。全国的にも学校教員のハレンチ事故、金銭事故などが多発しております。社会経験がないまま、先生と呼ばれる教員の社会性醸造教育ははたしてどのようにしているのでしょうか。

家庭が裕福になり、挫折経験がある教員が少なくなり、教員自身の実体験が希薄な為、児童生徒に対して、熱意を込めた感謝の心を育む教育が出来ないと感じています。挫折経験は「当たり前がどれぐらいありがたいか」との感謝の心につながります。感謝の心を発露する実体験が教員に希薄であると、児童生徒に伝えることすらできないのではないでしょうか。その意味では、私は、明るく生きる障がい者を講師として学校で講演をしていただくことを提案したいと思いますが、いかがでしょうか。

最後の、お花畑は街づくりの場合です。

山口県阿武町の4630万円ご送金事件、葛飾区の保育園補助金倍額送金事件など、公務員の公金への注意意識の低さが露呈された事件でした。ご自身の自宅の買い物や、お金の管理はシビアに行っている公務員の皆さんも、こと公金となるとお花畑のような感覚になるのは不思議です。

また、区民の財産である区有地の処分については甘すぎる、時間がかかりすぎる、と断じておきたいと思います。蒲田清掃事務所は廃止から1年4ケ月もたちますがいまだ放置されており、蒲田の一等地に惨めな姿をさらし「お役所仕事」の象徴的ランドマークにもなっています。あれを見て恥ずかしい、と感じないところがやはりお花畑であり、所詮「他人事」であります。

反面、大田区教育委員会はニッセイアロマスクエアに年間5000万円近い税金を支払い、執務室を賃貸しているのです。また、閑古鳥情報センターと私が命名した意味不明な観光情報センターなど、委託費だけで4000万円以上支出しています。あんなものは、賃貸に出すか、各種手続きを行える区役所の出先にしたほうが、よほど区民ニーズに応えるでしょう。

兎に角、判断、行動が遅い!どうしたら、意思決定を素早くすることが出来るでしょう。どうしたら縦割りから脱皮して庁内連携出来るようになるでしょうか。

20年間の事業用借地権が終了していよいよ再来年、蒲田保健所跡地が更地になって戻ってまいります。更地にして返還が事業用借地契約の特徴です。が、いまうちから建物を精査して使えるものなら、有効活用する、返ってきてから考えるというお花畑はやめていただきたいが、いかがお考えでしょうか。

以上、公務員、教員、大企業に巣くう「お花畑意識」につき事例をあげておうかがいしましたが、区職員、教員の中には真剣に職務に取り組み、改善に取り組んでいる方々が多くいらっしゃるのも存じ上げていいます。が、残念ながら、そのような方々の意見を「余計なことを」と排除する勢力が多数存在するのも、公務職場の特徴でありあります。

庁内、また教育現場の各級職員、教員が常に問題意識と緊張感を持ち自己革新の出来る大田区役所、大田区立学校になるようご期待申し上げ質問を終わります。

さあ、いまやる、すぐやる、できるまでやる!

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著者

いぬぶし 秀一

いぬぶし 秀一

選挙 大田区議会議員選挙 (2019/04/21) [当選] 4,631 票
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肩書 大田区議会議員(6期 )  元航空自衛隊生徒18期 隊友会大田支部長
党派・会派 たちあがれ日本
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