【蒲田税務署長、素晴らしい‼️】

今週はじめ、いつものように朝7時過ぎ、自宅から車で事務所に出社しました。途中、蒲田税務署前の信号待ちで、不思議な光景に出会いました。

スーツ姿の男性が道に落ちている吸い殻をビニール袋に入れながら歩いているのです。そして、後ろには、それをサポートする女性の姿がありました。

男性のお顔には見覚えがあります。確信はありませんが、多分、蒲田税務署長です。

車の中から、彼らの姿を追うと、間違いありません。蒲田税務署の門に消えていきました。

タバコには、国税と地方税合わせて年間2兆円の税収があります。したがって、吸い殻は、言うなれば2兆円の領収書です。

蒲田地区の国税徴収の責任者たる税務署長さんは、納税された方々に感謝しながら、納税の証を集めていらっしゃったのだと思います。

そして、今日、税務団体の懇親会で署長にお会いしましたので、吸い殻拾いについてうかがいましたら、やはりそうでした。サポートしていた女性は、署長の姿を見てお手伝いをされていた署員だそうです。

蒲田税務署長は、キャリア官僚のポストではありません。地道に現場で税務行政を支えて来た署員さんの最後の花道のポストです。

きっと、署長さんは様々な現場で苦労して納税している国民、経営者を沢山ご覧になって来たのでしょう。

そして、吸い殻を拾いながら、そんな納税者に感謝しながら毎日出勤されているに違いありません。

こんな署長さんを頂いた地域の一員として、経営者として、一円でも多く納税しなければ、と心底思いました。

ありがとう‼️素敵な署長さん