2025/6/5
【ある区民相談の成果現る‼️】
区議会議員なもとには実に様々な相談が持ち込まれます。公営住宅に入れてくれ、なんてのは序の口です。(出来ませんが)
今回頂いたご相談は、実にうまく運びました。
区内にあるマンション管理組合の理事長さんからのご相談です。
管理会社から、各戸の玄関ドアを交換すると助成金が出るのでやらないか?と提案され、総会に諮り発注した。が、いざ補助金を申請したところ、要件に当てはまらず、補助金が降りなかった。
とのご相談です。どうやら、この理事長さん、随分前に、私があるマンションの理事長をやっていた頃、年柄年中、管理会社と戦って、ついには管理会社を代えた話しをブログに書いたのを読まれたようです。
本来、「民間対民間」の争いは区議の領域ではありませんが、経験則でアドバイスをさせていただきました。
管理会社は、総会や理事会の席上「補助金が出る」と断定し、そのことは複数の組合員が聞いているか?→YES
補助金が出ない場合がある、との説明はあったか?
→NO
これは勝てますね!以下の事を試して下さい。
まずは、補助金相当額を管理会社が払え、との請求をする。
払わない場合は、東京都建築紛争審査会にあっせん調停を申し立てる旨、管理会社に通告する。
理事長さんは、その通りに管理会社に通告したところ、補助金相当額の半額を補填する、と回答があったそうです。
ここからは、理事長さんの作戦勝ちです。
では、次期の管理委託契約は更新しない、と通告されました。
驚いた管理会社は、補助金相当額の全額補填することを承諾したのです。
万一、こじれた場合には、賃貸管理業の監督官庁である国土交通省に直訴することをご提案いたしましたが、全額補填という返答が出たのは喜ばしいことです。
全国の管理組合の皆さん、イタズラに管理会社と敵対する必要はありませんが、法外な見積もりや手抜き管理には毅然として戦おうではありませんか!
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