2024/10/21
【昭和の怪物区議逝く‼️ご冥福を祈る】
自民党が生き残りをかけて戦っている衆議院選挙の最中、静かに旅だった男がいます。
自民党元区議会議員、永井敬臣氏80歳。区議会自民党幹事長、区監査委員、議長等を歴任後、勇退されて選挙管理委員長、大田区環境公社理事長等を務められました。
良くも悪くも、ザ自民党の地方議員さんでした。自民党が衆議院選挙で与党統一候補として公明党の候補者を擁立すると、党の方針に反発して森田健作候補(無所属)の応援をして、まんまと当選に導きましたが、党規違反で自民党を除名になりました。
が、負けずに返り咲き、区議会のドンとして任期中は区政の中枢に君臨されていました。
永井さんのエピソードを二つ、ご披露します。
⭐︎議長時代の成人式での挨拶
こら、お前たち、成人になっても人の話しを黙って聞けねえのか!お前たちにはおめでとうと言わねえよ!前列に座って、ちゃんと聴いている君らには、おめでとう!
これには拍手喝采でした。
⭐︎傷心の私に対する心配り
私は、平成14年、同時多発テロの影響で経営していた旅行会社を廃業して、困窮していました。その際、以下のように吹聴していた都議に対して、一喝!
都議:犬伏は会社潰して、もうダメだ
永井:うるせい!男には色んな生き方があるんだ。他人がガタガタ言うんじゃねえよ。
その場に居合わせた方から、この発言を聴いて、涙が溢れました。普段のベランメイ調の言葉の裏に隠れた優しさは、本当にありがたかったです。
永井さんは私と同じ申年ですが12歳年上、更に上の申が石原慎太郎氏でした。永井さん曰く、三人とも口うるせいのは共通しているが、お前(犬伏)が一番品がない!
ありがとう!
愛すべき怪物区議の大先輩でした。お疲れ様でした、永井さん。そちらの世界でも毒舌を振り撒いてくださいね。そのうち合流しますから。
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