2026/1/16
― 給食センターと美術館、続く説明会を前に考えたいこと ―
1月30日、中野市で
統合学校給食センター建設に係る地域市民説明会が開催されます。
一方で、そのわずか10日前の1月19日には、
仮称・中野市美術館計画の説明会も予定されています。
いずれも市にとって重要な大型事業です。
だからこそ、私は今、強い違和感を覚えています。
給食センターについては、
基本設計はすでに完了
実施設計が進行中
概算事業費は約30億円
15年間で約22億円の経費削減という試算も提示
という 「ほぼ方向性が固まった状態」 での説明会です。
市の説明はこうです。
・老朽化による衛生環境の悪化
・将来の児童生徒数減少を見据えた効率化
・ランニングコスト削減
・安全安心な給食提供
理屈としては、理解できる部分もあります。
しかし、ここで抱く疑問はとてもシンプルです。
「これは“意見を聞く場”なのか?」
「それとも“決まったことを伝える場”なのか?」
この統合給食センター構想は、
1年ほど前から検討されてきた案件です。
ところが、
基本的な方向性が固まり
設計も進み
解体工事まで見据えた段階になってから
ようやく「説明会」が開かれる。
この順番に、私は大きな問題を感じています。
市民参加とは、
「YesかNoかを聞かれる場」ではなく、
「選択肢を一緒に考える過程」であるはずです。
市は、次のような数字を示しています。
確かに、数字だけを見れば「合理的」と言えるのかもしれません。
一方で、まだ20年ほどしか経過していない給食センターを、なぜこのタイミングで建て替えるのかという点について、
一部の市民からは疑問の声も上がっています。
この声もまた、現実です。
数字による比較と、日々の暮らしの中で感じている生活実感。
その間にある溝を、今回の説明会は本当に埋められるのでしょうか。
給食センターと美術館。
一見、全く別の事業に見えます。
しかし、根っこは同じです。
「構想 → 設計 → 説明」になっていないか
「市民参加」が後付けになっていないか
「理解を求める説明」になっていないか
説明会が続く今だからこそ、
市は一度立ち止まるべきだと思います。
私は、給食センター統合そのものに
最初から反対ありきではありません。
大切なのは、
もっと早い段階で
案を提示し、市民と一緒に悩むプロセス
その積み重ねです。
「説明したから理解してほしい」ではなく、
「一緒に考える場」をどう作るか。
それこそが、これからの中野市に必要な姿勢ではないでしょうか。
1月19日、1月30日。
続く説明会が、
「決まったことの説明」で終わるのか、
「これからを考える対話」になるのか。
私は、市民の一人として、
そして市政に関わろうとする者として、
この点を強く問い続けたいと思います。
【この記事を書いている あべ一真 は…】
この記事を書いている あべ一真 は、中野市竹原出身の看護師。
中野市の課題について発信しています。
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アベ カズマ/41歳/男
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