2026/9/12
9月9日に大田区産業振興協会を訪問し、大田区における中小企業の現況についてご担当者様より直接お話を伺いました。これにより、大田区の中小企業が持つ発展の可能性を改めて実感いたしました。
主な伺った内容
世界水準の技術力と立地優位性
大田区には世界的に競争力の高い製造・加工技術が存在します。また、羽田空港を擁するアクセスの良さと産業集積度の高さは、海外企業にとっても大きな魅力となっています。
海外取引における協会の支援体制
海外取引に不慣れな中小企業に対し、協会では貿易実務や英文契約書の作成支援等を行っています。さらに、ドイツや台湾、オーストリア、オーストラリアなどの長年のネットワークを活用し、実際の受注へとつなげています。
グローバルアクセスにおける課題
現在の協会のネットワークには限界があり、世界中の多様なマーケットに対して、大田区の中小企業が十分にアクセスしきれていない現状があります。
完成品・モジュール中心の受注構造
OEM受注(中間回し)が可能な体制は整っているものの、現在は装置やモジュール等の案件が中心となっています。
考察および結論
今回のヒアリングを通じて、大田区産業振興協会の海外ネットワークおよび営業機能をさらに拡充することで、中小企業が未知の市場へアプローチできる可能性を強く感じました。
近年では、設計物を高精度で形にできる大田区の技術力を背景に、宇宙関連ベンチャー企業の集積が進むなど、将来的な成長の芽も見られます。一方で、事業承継や人材の確保・定着といった切実な課題も抱えています。
結論として、中小企業が単独で行うことが難しい「海外営業力の強化」や「ネットワークの多角化」を公的機関が強力にバックアップすることで、大田区の中小企業は今後さらに飛躍できるポテンシャルを秘めていると考えます。


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ヤマシタ コウイチ/55歳/男
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