2026/6/30
こんにちは。井坂ともやです。
今回は、私が掲げる政策方針の一つ『魅力発信』についてお伝えします。
他3つの方針(『現役世代・教育への投資』『高齢者も安心生活』『政治をもっと身近に』)についても随時ご説明したいと思います。
政策の全体像についてはこちら!
私は2021年から2025年までの5年間、タイで働いていました。
タイは親日の国で、日本の食やアニメ、観光地などに高い関心を持つ方がたくさんいます。
私自身も、企業や自治体から依頼を受け、商品の魅力や観光地の魅力をSNSで発信する仕事に携わってきました。
その経験を通じて感じたのは、「当たり前だと思っているものほど、外から見ると大きな魅力になる」ということです。
常陸太田には、そばや米をはじめとした豊かな食があります。竜神大吊橋や里美の里山など、美しい自然もあります。
私自身、久しぶりに地元へ戻ったとき、お米の甘さに驚き、遮るもののない満天の星空に改めて感動しました。
さらに、米作りや野菜作りといった私たちの日常も、都会の方や海外の方にとっては特別な体験になります。
常陸太田には誇るべき魅力がたくさんあります。
だからこそ、それらを磨き、わかりやすく発信し、多くの人に知ってもらうことが大切だと考えています。
この方針を実現するために、以下の3つの施策を軸に展開します。
・常陸太田のファンを作る情報発信
・国内外の観光客受け入れ体制の整備
・特産品の海外輸出支援
情報社会となった今、多くの自治体が情報発信に力を入れています。
私自身も、タイで日本好きの方々に向けて、日本の商品や観光地の魅力を発信する仕事に携わってきましたが、その経験から感じるのは、自治体が持つ情報を単純にSNSへ投稿するだけでは、人の心はなかなか動かないということです。
そこで私が意識していたのは、綺麗な写真や動画だけではなく、その背景にあるストーリーや地元の人の思い、そして実際に訪れたときの率直な感動を伝えることでした。
常陸太田には、豊かな自然や食、歴史、文化があります。しかし、それらの魅力が十分に伝わっているとは言えません。
だからこそ、市の魅力を単に紹介するだけでなく、その背景にある人や思いも含めて発信し、「行ってみたい」「住んでみたい」「また訪れたい」と思っていただけるファンを増やしていくことが重要だと考えます。
・観光客のニーズ分析
・ターゲットとコンセプトの設定
・じょうづるさんを中心とした観光プロモーション
まず、効果的な観光振興を行うためには、まず現状を正しく把握することが重要です。
常陸太田には現在、どのような方が、何を目的に訪れているのか。そして、なぜ近隣の自治体ではなく常陸太田を選んでいるのか。
まずはその実態を整理し、観光客のニーズを分析する必要があります。
また、単に現在のニーズを把握するだけでなく、「滞在時間を延ばすには何が必要か」「消費額を増やすにはどのような体験が求められているのか」といった潜在的なニーズも探っていくことが大切だと考えています。
その上で、ターゲットとコンセプトを明確に設定します。例えば、
・30代の子育て世帯(未就学児)
・茨城県近郊在住
・日帰り旅行
をターゲットとする場合、
「子どもが笑顔になり、親も癒やされる休日」というコンセプトが考えられます。
竜神大吊橋の雄大な自然を楽しみ、道の駅ひたちおおたで地元の食に触れ、いちご狩りなどの体験を楽しむ。
このようにターゲットに合わせた観光ルートや情報発信を行うことで、「また来たい」と思っていただける観光地づくりにつなげていきます
そして、観光地の魅力を発信する際に大切なのは、施設やイベントを紹介するだけではなく、「行ってみたい」と思ってもらうことです。
そこで、常陸太田市のマスコットキャラクターである「じょうづるさん」を活用し、市内の観光地や食、体験スポットを紹介する動画や記事を継続的に発信することを提案します。
市民の皆さんや事業者の方々にも協力いただきながら、常陸太田の日常や魅力を発信し、「行ってみたい」「食べてみたい」「応援したい」と思ってくださるファンを増やしていきたいと考えます。
・ビックデータをもとにしたAI分析、観光客に対するアンケートやインタビュー
・常陸太田観光物産協会や常陸太田産業振興株式会社、県観光協会などの外部との連携
・現在運用中の市のSNSアカウントでの発信、ホームページとの連動
まずは、観光客のニーズを正しく把握する方法として、ビッグデータやAIを活用した分析を検討します。
市外から訪れた方がどこを訪問し、どのような行動を取っているのかを把握することで、現在の観光の強みや課題が見えてきます。
一方で、このような分析には費用がかかる場合もあります。そのため、観光施設やイベント会場などでアンケートを実施し、回答者には割引券や特産品が当たる抽選を用意するなど、比較的低コストな方法も組み合わせながら実態を把握していきます。
また、ターゲットやコンセプトが決まった後は、発信する情報に一貫性を持たせることが重要です。
常陸太田市観光物産協会や常陸太田市産業振興株式会社、茨城県観光物産協会などの関係団体と連携し、それぞれが異なるメッセージを発信するのではなく、共通のコンセプトのもとで観光プロモーションを進めることで、より効果的な情報発信につなげていきます。
情報発信については、すでに運用されている市のホームページやSNSを積極的に活用します。
また、観光庁や茨城県の補助制度も活用しながら、限られた予算の中でも効果的な観光プロモーションを進めていきたいと考えています。
大切なのは、やみくもに情報を発信することではありません。
誰に、何を、どのように伝えるのかを明確にし、データに基づきながら改善を重ねていくことが、常陸太田のファンづくりにつながると考えます。
観光客が増え、地域が賑わうことは大変喜ばしいことです。
しかし、観光振興は単に人を呼び込めばよいというものではありません。
来訪された方に快適に過ごしていただき、その経済効果を地域にしっかりと還元していくためには、受け入れ体制の整備が欠かせません。
例えば、宿泊施設が不足していれば、せっかく常陸太田を訪れても市外へ宿泊客が流出し、地域経済への効果は限定的になってしまいます。
また、滞在や体験の環境が十分でなければ、観光客の満足度向上やリピーターの獲得にもつながりません。
私は、魅力発信と同時に、観光客を受け入れる環境を計画的に整備していくことが重要だと考えています。
一方で、観光振興は観光客のためだけに行うものではありません。地域住民の生活や暮らしが損なわれてしまっては本来の目的を見失ってしまいます。
現在の常陸太田では大きな問題にはなっていませんが、将来的に観光客が増えた際には、交通や駐車場、宿泊施設の運営、民泊利用時のマナーなど、新たな課題が生じる可能性もあります。
だからこそ、地域住民の暮らしを守りながら、観光客を受け入れる環境を整備し、必要に応じてルールづくりも進めていくことが大切です。
観光客にも、市民にも選ばれるまちを目指し、持続可能な観光のあり方を考えていきたいと思います。
・宿泊施設の誘致
・民泊の整備
・体験型観光の推進
新総合体育館の話題に関連して、「プロチームが来ても、泊まる場所がなくて大丈夫なのだろうか」というご意見をいただくことがあります。
とても重要な視点だと思います。
例えば、バレーボールのSVリーグでは、試合の際に来訪する選手や関係者が約200人、観客が約2,000人と言われています。
せっかくプロスポーツの試合や大規模イベントを開催できたとしても、宿泊環境が十分に整っていなければ、その経済効果を最大限に生かすことはできません。
もちろん、すべての来訪者を市内だけで受け入れられる規模の宿泊施設を整備することは現実的ではありません。
しかし、選手や関係者、観客の一部でも市内に滞在していただける環境を整えることは、地域経済の活性化につながります。
そのため、ホテルや宿泊施設の誘致を進めるとともに、民泊の活用についても検討していきます。
特に宿泊施設の整備には時間や費用がかかることが予想されるため、空き家を活用した民泊は比較的早く取り組める選択肢の一つです。
遠方から訪れるスポーツ観戦客や観光客の宿泊需要に対応できるだけでなく、空き家対策にもつながる可能性があります。
一方で、騒音やごみ出し、駐車場利用などをめぐる近隣住民とのトラブルを防ぐため、管理体制の整備やルールづくりを徹底し、必要に応じて条例の制定についても検討する必要があります。
また、常陸太田には豊かな自然や農業、里山文化があります。
その強みを生かし、農業体験や収穫体験、地域の方々との交流などを組み合わせた「体験型観光(農泊)」も推進していくことも考えます。
単に泊まる場所を増やすだけではなく、「常陸太田だからこそできる体験」を提供することで、滞在時間の延長やリピーターの獲得につなげていきます。
・宿泊需要の調査・分析
・民間事業者との連携による宿泊環境の整備
・農泊をはじめとした体験型観光の推進
まずは、観光客のニーズや宿泊需要を正しく把握することから始めます。
どのような方が訪れているのか、どこを訪問しているのか、どこに宿泊しているのかを把握することで、受入環境の課題や改善点を明らかにしていきます。
また、新総合体育館でのスポーツ大会やイベント開催時にどの程度の宿泊需要が見込まれるのかについても分析し、将来を見据えた受入体制の整備につなげます。
こうした分析結果を踏まえながら、宿泊施設や民泊の整備を進めます。
ホテルや旅館などの宿泊事業者との連携や誘致活動を行うとともに、民泊の活用も検討します。
一方で、民泊の拡大によって地域住民とのトラブルが発生してしまっては本末転倒です。
そのため、先進自治体の事例を参考に、ゴミ出しや騒音対策、緊急時の対応などに関するルールづくりや管理体制の整備を進め、必要に応じて条例の制定についても検討します。
最後の体験型観光の推進に関しては、まず、地域の農家や事業者、地域団体などと連携し、「どのような体験を提供できるのか」を整理することが重要です。
私たちにとっては当たり前の日常でも、田植えや稲刈り、野菜の収穫、そば打ち、里山散策などは、都市部や海外の方々にとって貴重な体験になります。
まずは既存の取組や地域資源を活用しながらモデルコースを作成し、その魅力をSNSや観光サイトで発信していきます。
また、農泊や体験型観光に取り組みたい事業者や住民の方々への情報提供や相談体制の整備、国や県の補助制度の活用も進めます。
海外では日本食や日本の食文化への関心が高まっています。
タイでも、日本食はすっかり日常に溶け込んでおり、日本食レストランは5,000店舗を超えるとも言われています。
私自身も現地で生活する中で、常陸太田の企業が製造した納豆や茨城県産のさつまいもを購入していました。
日本で購入するよりも高価であるにもかかわらず、多くの方に選ばれていることに驚いたことを覚えています。
また、常陸秋そばや常陸牛など、茨城県には海外でも評価されている農産物や特産品が数多くあります。
一方で、国内では人口減少が進み、農業の担い手不足も深刻化しています。
こうした中で、国内市場だけに依存するのではなく、海外市場にも販路を広げることは、農業や地域産業の新たな可能性につながります。
特に海外では、日本産の安全で高品質な農産物に対して高い評価があり、付加価値の高い販売が期待できます。
私は、海外輸出の支援を通じて地域産品の販路拡大を図り、農業を「稼げる産業」とすることで、新規就農者の確保や事業拡大につなげたいと考えています。
さらに、海外で常陸太田の特産品を知った方が、実際に地域を訪れるきっかけにもなります。
特産品の輸出は、農業振興だけでなく、魅力発信や観光振興にもつながる重要な取組だと考えます。
・海外輸出に関する勉強会開催
・テストマーケティング支援(海外日本イベント出展など)
・海外のバイヤー、小売店などとの商談会支援
海外輸出に興味はあっても、「何から始めればよいかわからない」「手続きや規制が難しそう」と感じている事業者の方も多いと思います。
そこでまず、海外市場の動向や輸出の手続き、各国の規制、販路開拓の方法などを学べる勉強会を開催します。
また、実際に海外展開に成功した事業者の事例を共有することで、新たな挑戦への後押しにつなげていきます。
しかし、知識を身につけるだけでは輸出にはつながりません。海外で売れる商品と、日本国内で売れる商品は必ずしも同じではないからです。
そのため、海外の日本イベントや物産展などへの出展を支援し、現地の方々の反応を確かめる機会を創出します。
どのような商品が求められているのか、価格設定は適切なのか、パッケージや説明は伝わるのかなどを検証し、本格的な輸出に向けた改善につなげていきます。
そして、商品や市場への理解が深まった後は、実際の販路開拓を支援します。
良い商品があっても、販売先がなければ輸出は実現しません。
そこで、海外のバイヤーや小売店、飲食店などとの商談機会を提供し、新たな販路開拓を後押しします。
単発の販売に終わらせるのではなく、継続的な取引につながる関係づくりを支援し、地域産品の輸出拡大を目指します。
・先進事例の調査と情報収集
・JETRO、県、JAとの連携や支援制度の活用
・見込み企業へのプッシュ型情報発信
まずは、すでに海外輸出に取り組んでいる企業や自治体へのヒアリングを行い、成功事例や課題を調査します。私自身の経験も活かしながら、海外の消費者が何を求めているのかを把握し、常陸太田の特産品に適した輸出戦略を検討していきます。
その上で、JETROや茨城県、JAなどの関係機関と連携しながら支援体制を構築します。
海外輸出には専門的な知識やネットワークが必要であり、市単独で対応できることには限界があります。
関係機関の知見やネットワークを活用するとともに、国や県の補助制度も積極的に活用し、事業者の負担を軽減しながら挑戦しやすい環境を整えていきます。
また、行政の支援制度は、どうしても「知っている人だけが利用する仕組み」になりがちです。
そのため、支援を待つだけではなく、輸出の可能性がある農業法人や生産者、食品加工事業者などに対して積極的に情報提供を行います。
新しい挑戦に関心のある事業者を発掘し、勉強会やテストマーケティング、商談会への参加につなげることで、地域全体の輸出力向上を目指します。
私は、観光客数や売上だけを追いかける観光振興を目指しているわけではありません。
もちろん、多くの方に常陸太田を訪れていただくことは大切です。
しかし、それ以上に大切なのは、「常陸太田が好きだ」と思ってくださる人を増やすことだと考えています。
一度訪れて終わりではなく、また来たいと思ってくださる人、特産品を購入してくださる人、SNSで魅力を発信してくださる人。
そんな常陸太田のファンが増えることで、人やモノ、お金の流れが生まれ、地域の活力につながっていきます。
私自身、海外で暮らしたことで、私たちが当たり前だと思っている食や自然、暮らしの中に大きな価値があることを学びました。
常陸太田の魅力を磨き、伝え、そして好きになっていただく。
その積み重ねが、将来の常陸太田を支える力になると考えています。
魅力発信、産業振興について、アイディアやご意見がありましたら、以下からお寄せいただければと思います。
📩: isaka.hitachiota@gmail.com
お問い合わせフォーム:https://forms.gle/NrxfN7jTu8tjkKJ4A
最後までお読みいただきありがとうございました。
井坂ともや
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>井坂 友哉 (イサカ トモヤ)>【常陸太田でゼロからの挑戦㉓】政策方針:『魅力発信』を紹介!