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【常陸太田でゼロからの挑戦㉑】祖父がお世話になったデイサービスで学んだこと

2026/6/9

こんにちは。井坂ともやです。

今回は、地域のデイサービスセンターで行われた運営推進会議に出席させていただきましたので、そこで感じたことをお伝えします。

認知症の祖父が利用していた施設で、今回は利用者家族の一人として参加させていただきました。

認知症や介護の課題は長年議論されてきましたが、最近ではケアラーへの支援地域で見守ることの重要性がますます高まっています。

今回の会議では、施設の運営方針や特色に加え、「生活リハビリとは何か」「認知症ケアで大切なこと」「家族との連携」などについて、具体的な事例を交えながら学ばせていただきました。

デイサービスセンターとは

デイサービスセンターとは、要介護認定を受けた高齢者が日帰りで利用する介護施設です。食事や入浴などの日常生活の支援に加え、リハビリやレクリエーションなどを受けることができます。

今回出席させていただいた施設では、特に「小規模介護による認知症ケア」「生活リハビリのデイ」を特色としており、

・重度の方への個別安心居場所づくり
・在宅生活を諦めさせない介護支援
・本人から笑顔を引き出すチームケア
・要介護度改善
・農園を活かしたプログラム

などに取り組まれていました。

心が動けば体も動く

職員の皆さんに共有されている大切な合言葉だそうです。

お話を伺う中で、祖父の介護経験を思い出しながら、その言葉に込められた思いを感じました。
施設では、

・食事が摂れるか
・介助を受けながらでも少しお尻を浮かせることができるか

という点が、デイサービス利用の大きな判断材料になるそうです。
(もちろん最終的には総合的な判断が行われます)

この条件を満たしている限り、職員の皆さんは決して諦めず、希望を持って在宅生活を支え続けています。

実際に、要介護5で車椅子を利用されていた方が、生活リハビリを継続した結果、半年後には自力歩行ができるようになった事例も紹介されました。

私は正直驚きました。

要介護5というと、私の中では「改善よりも現状維持」が中心になるイメージだったからです。

職員の方々による丁寧な水分摂取の支援や運動、日光浴などの積み重ねが、改善につながったのだと感じました。

そしてそこには、単に行動を補助するだけではなく、励ましの言葉や声掛けがあります。

「〇〇さん、昨日より長く歩けましたね」
「天気がいいですね。もう少し歩いてみますか」

私の祖父もそうだったのでしょう。

次の日には忘れているかもしれない。
何も覚えていないかもしれない。

それでも、あの日あの場で言われた励ましは、きっと祖父の心を、そして足を動かしたのだと思います。

頑張りすぎてしまう家族

施設代表の方のお話で印象的だったのが、

ここに来る頃には、ご家族が限界近くまで頑張っていることも多い

という言葉でした。

家族が何とか迷惑をかけまいと頑張り続け、介護を続けられなくなる直前になって初めて相談につながることも少なくないそうです。

そして、

認知症の方は24時間のうち5分だけ昔に戻ることがある。その一瞬の望みにかけて家族はまた頑張ってしまう

という言葉にも胸を打たれました。

祖父の介護を経験した立場からすると、まさにその通りかもしれないと感じました。

認知症ケアで大切なことは、

1.一人で抱え込まないこと
2.早めに相談すること

だそうです。

異変に気づいた時には、すでに数年前から認知症が進行している場合もあると言います。

だからこそ、専門医や地域包括支援センター、居宅介護支援事業所などに早めに相談することが大切なのだと学びました。

地域で見守る

会議の後半では、参加された地域の皆さんからさまざまな意見が出されました。

・家族への支援がますます重要になる
・家族が勧めても本人が通所を嫌がることがある
・民生委員としてできることに取り組みたい
・野菜作りは利用者のやりがいや達成感につながる
・介護職員の担い手不足が心配

印象的だったのは、多くの方が「地域で自分にできることはないか」という視点で発言されていたことです。

特に、「家族が遠慮してしまう」「相談したくても相談できない」といった声があり、議会でも取り上げられている「ケアラー支援」が、まさに地域の課題として共有されていることを感じました。

私からは利用者家族の立場として、「施設を利用することは決して後ろ向きなことではない」ということをお話ししました。

本人にとっても良い刺激になり、ご家族の負担軽減にもつながります。

だからこそ、「気軽に頼ってもいい」というメッセージを、さまざまな形で発信していくことが大切だと思います。

最後に

今回の会議を通して、生活リハビリの効果や早期相談の重要性、家族や関係機関との連携など、介護の現場で実際に行われている取り組みを知ることができました。

また、地域の皆さんと課題を共有し、前向きな話し合いができたことも大変貴重な経験でした。

介護は、いつか誰もが当事者になる課題です。

私自身、祖父の介護を経験した家族の一人として、介護を必要とする方や支えるご家族が少しでも安心して暮らせる地域とはどのようなものか、これからも学び続けたいと思います。

その上で、行政にできる支援や協力についても考えていきたいと思います。

貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

💬 ご意見・ご感想募集中!

「地域見守りの仕組み、うちの地区ではこんな取り組みをしているよ!」
「介護政策は〇〇市が参考になると思う!」

など、率直なご意見をいただければ幸いです。

常陸太田の福祉を、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

📩 isaka.hitachiota@gmail.com
お問い合わせフォーム:https://forms.gle/NrxfN7jTu8tjkKJ4A

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

井坂ともや

 

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井坂 ともや

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肩書 日本語教師 情報発信者 元市職員
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