2025/10/9
子どもの幸せに興味のない街には、若者を送りたくない🤒
不登校の子どもの「接続先」を目指す唐津の小野晴香さん。
唐津出身の挑戦真っ只中のお一人の女性にお会いしました。若くしてインド、フィリピン、ヨーロッパを経て、いまは地元・唐津に戻り、福岡の不登校の子どもたちを「デジタルクラスルーム」で支援する会社に勤めながら、唐津の子どもの居場所づくりをされています。(ここからどうぞ:https://www.teacherteacher.jp/)
海外で多様な教育と社会のあり方を見てきた彼女の言葉には、
関心のある人だけが、街を変えていく行動力があることを改めて実感させて頂きました。現在行っている「こどもの声で街づくりのアンケート」に凄く興味を頂きました。本当に有難い!
大き過ぎる!「350名が意味する唐津の未来の損失」
唐津市教育委員会によると、市内の小中学校で現在、不登校の子どもは 350名を超える そうです。率にして全国平均とほぼ同じ3.8%。「平均並みだから悪くない」と安堵してしまう空気が、
この街にもどこかにあるのではないでしょうか?
教育委員会の説明では、「不登校支援の仕組み」「担当部署」「支援会議」などが紹介されましたが、そこに「子どもの姿や不登校の子を抱える親の声」を聴く時間はありませんでした。制度や資料の中に数字はあっても、人の顔は見えない。僕は、その距離に違和感を覚えました。
距離を短くしたい!「こどもに心から興味を持つ」大人の姿
小野さんが何度も口にしていたのが、「不登校の子どもの接続先になる」という言葉です。学校に行けない子どもたちが、社会と再びつながる道をつくること。その言葉に、彼女の生き方と覚悟を感じました。
会社でも同じです。興味のない社員が増えれば、再生は難しくなります。関心のない会社ほど、良い人材は去り、やがてお客様にも選ばれなくなる。街もまた同じ。関心を失った行政、無関心な社会には、若者は選びませんし、一度出れば戻ってきません。
「唐津市の一般会計予算は 約895億円」
日本人の平均所得460万円を基にして、会社に行けない大人(大人の不登校) 350人 が一年間「学び・働く場」から離れたとしたら、その損失は 約16億円にのぼります。たった一年で16億円。
6年続けば、唐津市の年間予算とほぼ同じ規模 の経済的損失です。
これは単なるお金の話ではありません。学びや働く意欲が失われることで、街の中から挑戦や創造の力が静かに消えていく。それは、子どもたちや若者の未来だけでなく、この街全体の「生きる力」を削いでいくことにほかなりません。
あなたの会社に100人の社員がいて、もし1人でも突然来なくなったら、きっと心配するでしょう。でも、それが子どもや他人になると、どこかの誰かの話で終わってしまう。
唐津市内で学校に行けていない350人の子どもたちは、どこかの誰かではなく、この街の未来そのものです。
学校に行けない子どもも、会社に行けなくなった大人も、街が手を差し伸べれば「再び社会と接続できる」。
そのきっかけは、制度ではなく「関心」から始まります。
無関心をやめること。
声を聴くこと。
一歩だけ、寄り添うこと。
それだけでも、街は少しずつ変わっていく。
興味のある人が増える唐津市に、未来は生まれます。そんな唐津をつくっていきたい仲間との出会いも接続からでした。トーキョーコーヒー厳木いいじゃん、佐賀ヒーローズとも繋いでいきたいです。
唐津に「捧げる大人の新しいムーブメント」が起こりそう...
あなたも繋がりませんか?
📚🌏🤝🌱
#唐津市 #不登校支援 #教育の未来 #若者が輝く街へ #佐賀ヒーローズ #トーキョーコーヒー厳木いいじゃん #利他でつながる社会 #ThinkDifferent #teacherteacher #子育てのラジオ #小野晴香

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>浦田 ゆきひこ (ウラタ ユキヒコ)>子どもの幸せに興味のない街には、若者を送りたくない🤒不登校の子どもの「接続先」を目指す唐津の小...