2025/10/1
美術館にカフェがあるのではなく、カフェに美術館がある ❣
皆さんへ質問です。唐津市に新しい美術館はいりませんか?
「ハローキティの展示会は、実は即売会だったのだろうか?」
今日は仕事の合間に、京都の京セラ美術館へ行ってまいりました。以前から一度訪れてみたかった美術館。平安神宮のそばにそびえる、素晴らしい建物です。そして、たまたま偶然にも展示されていたのが、ハローキティの特別展でした。
子どもの頃、京町アーケードにあったハローキティのお店。小学生の頃から慣れ親しんだ、昭和を代表し、今や世界を代表するキャラクターです。そんな展示が目の前にあり、私も2,000円を支払って入館しました。
「先に申し上げておきますと、2回行くことはないと思います」
さて、ここからが本題です。🤘
唐津に美術館があってもいい、唐津焼を展示する美術館こそ必要だ。唐津に戻り、そんな会話を幾度となくお聞きしました。それは長年唐津市内で語られ、実現熱心な方も少なくございません。
しかし、世界に数十億のファンを持つハローキティですら、集客と運営には努力が必要な時代です。例えば、唐津焼だけをテーマにした美術館が、長期的に来館者を維持できるでしょうか。4~5年は続くかもしれませんが、その後は減少し、存続が難しくなる未来も見えてきます。
ただ一方で、子どもたちが地域の芸術を学ぶ場や、観光資源としての美術館の存在には大きな価値があります。では、どうすれば継続できるのか?
私は発想を逆転させたいと思います。
「美術館にカフェがある」のではなく、「カフェに美術館がある」という形です。
京セラ美術館のハローキティ展では、入場料2,000円に対し、多くの方がその10倍近い額の商品を購入されていました。展示か、即売会か?見せ方ひとつで人の行動は大きく変わります。
「同じ素材でも、シェフが変われば行列店にもなれば閑古鳥も鳴く」そう思いませんか?
唐津には、鏡の公民館に眠る土器や、唐津駅南の通りに並ぶ窯元の作品など、まだ活かしきれていない宝があります。それらを日常の中で楽しめる形にすること。学びと観光、暮らしと芸術をつなぐこと。
そこに、未来の唐津の美術館の姿があるのではないでしょうか。
似たことは「新しい曳山展示場」にも言えると思ってます。
皆さんは「唐津の美術館」について、どう思われますか?
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© 1976, 2025 SANRIO CO., LTD. 「HELLO KITTY」はサンリオの登録商標です。
Photo at Kyoto City KYOCERA Museum of Art(撮影許可エリア)
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