2024/10/10
日本の政治の現在と未来を考えて発信する
千葉・市原が地元の弁護士兼政治家の大すきです。
突然ですが、みなさん、ここ最近の生活で和式トイレを見かけましたか。
私は弁護士業務で裁判所に行く機会があるのですが、
地方の小さな裁判所には和式トイレが残っていたりします。
和式トイレの存在について、
昔は、洋式トイレを利用する人が多くても、
和式トイレを使いたい人がいるなら、
少しでも残してあげておいた方が良いと思っていました。
しかしながら、ある時、
和式トイレが空いているにもかかわらず、
洋式トイレに人が並んで待っている様子をみて、
和式トイレの存在により
洋式トイレを設置する機会が失われていること
に気づきました。
では、洋式トイレを増やした方が良いのでしょうか。
でも増やしたとしたら、和式トイレを使いたい人が困ってしまいます。
ここで、資本主義の理念からすれば、
和式トイレが無くなることで困る人の数よりも
洋式トイレの利用で助かる人の方が多いなら、
和式トイレを撤去して洋式トイレを設置する
という判断になります。
これに対して、福祉主義の理念からすれば、
困る人がいる以上、和式トイレは残しておくべきである
という判断となります。
日本の仕組みは、資本主義を原則とするものの、
資本主義の偏重を福祉主義の観点から是正する
修正資本主義を採用しています。
修正資本主義を採用する日本では、
和式トイレを撤去するか否かを議論した上で、
多数決で結論を決めることが民主主義です。
政治的な決断とは、
このような対立する異なる意見(利益)につき、
どのような結論を下すかの意思決定であると思います。
その際に重要な要素は、
物事を多角的な視点からみて利益考量を実施する姿勢です。
和式トイレを撤去するか否かを検討する際は、
和式トイレを利用する人がどのような理由で利用しているかを多角的に考えます。
単なるこだわりか、
それとも身体的特徴による理由かなどなど、
和式トイレの理由次第で
考慮すべき事情の軽重は異なります。
何も考えず議論もせずに
多数決で結論を導くことは
健全な民主主義とはいえません。
民主主義とは考えて議論して
最終的には多数決で結論を導くことです。
ここで、議論というと
時間を掛けて議論をすることが良い
とされることが多いです。
しかしながら、議論の中身も発信されず、
いたずらに時間が過ぎているだけであれば、
それは議論をしているとは言えないです。
私は議論の効率化・透明化には
インターネットの活用が必要不可欠
と考えています。
特に、LINEは世代を問わず普及しているSNSで、
千葉・市原のLINE公式アカウントの登録者数は、
県内で自治体の登録者数
1位、2位との記事も見かけました。
(2024年10月8日現在、千葉市約7万人、市原市約3万人の友達人数となります)
LINE公式アカウントにはアンケート機能もあります。
パブリックコメントより少し気軽に
市民の意見を聴取する手段として
LINEを活用できれば、
特に地方の政治においては
民意を迅速かつ効率的に
つかみやすくなるのではと考えています。
千葉市・市原市には
民主主義を効率的に活性化する
インフラがあるのではないかと
和式トイレと民主主義の話を考えて思いました。
選挙ドットコムからご覧の方へ
すべての情報が掲載されています!
【公式ホームページはこちら】
https://chiba-ichihara-politics.jp/
公式ホームページからご覧の方へ
【選挙ドットコムのページはこちら】
https://go2senkyo.com/seijika/194471
この記事をシェアする
オオスキ ユウヤ/36歳/男
ホーム>政党・政治家>大すき ゆうや (オオスキ ユウヤ)>和式トイレと民主主義