2025/1/21
【神山まるごと高専】
人口約5000人の徳島県神山町へ。
2023年4月に開校した神山まるごと高専は、1学年40名程度で全寮制の学校。国立高専と同じ、5年制で16歳〜20歳を仲間と共に磨き合う姿はまさに、人間の未来を変える学校だと強く感じた。
初めに見たのは、学生寮駐輪場の紙模型。
駐輪場が不足していた為、新しく作ることになったそうだが、そのデザインをコンペにして、実際に選ばれたものが寮の脇に絶賛建設中であった。
私も高専建築学科だったのですが、実際にある場所・既にある課題を元にコンペをする事は多々ある。しかし、それがカタチになるまでを学生のうちに体験できるのはどれだけ素晴らしいことか。選ばれた作品の生徒は本当に嬉しかったと思う。
そのほかにも学生同士でプレゼンをしてファンドを集めるような企画があったり、ロボコンの費用を外部へ資金あつめに行ったりと、まさに実践感覚を磨く仕掛けがありとあらゆる所に点在していた。
スタッフ(先生)の位置付けも面白く、指導をするというより応援をする、下から支えるという感じ。
学生でなく1人の大人として自立を促す、今の日本教育に一番必要なものがここにはある気がした。
一般的な高専は、就職率が200%といわれるくらい企業から引っ張りだこで会社の役員になっているパターンも多いが、いわゆる社長の右腕だったり、代々続く企業の○代目社長だったりする。
そういった意味において、確かな技術力がある『高専』に起業家精神が加われば鬼に金棒。日本の未来をつくるスターがこの学校から沢山輩出されることを今日から楽しみになった。
一方で、様々な課題も伺うことができた。
新しく学校を作る際に、そもそも現行の認可制度が1学年数十人の学校を想定していなかったこと。
その分、初期費用も少数人数に見合わない莫大な資金が必要となること。
教授の内定申請をする際に、適正資格のうちの『選考分野について、特に優れた知識及び経験を有すると認められる者』の実務的な定義が曖昧な為、結局、博士号の方や既に講師の経歴を持つ方を選びやすいこと。
教授の申請回数が限られている事も大きな原因の一つ。
高専の卒業生は国際基準の正式な “学位“に満たない『準学士』の称号しか貰えないこと。この課題に関しては、国内というより卒業後の国際的な活躍に支障をきたす場合がある。
などと、一言には『高専』の認知不足がまだまだあると思った。
本日学んだ事をもう一度整理して、現在唯一の高専卒衆議院議員としてこれからの国会に繋げていきたい。
#おだけかい
#国民民主党
#神山まるごと高専

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