2024/4/16
こんばんは!本日も選挙活動に関わられた皆様お疲れさまでした。
子供が進学する際の入学準備金の支給の実現を私は推進していますが何故か経緯をお伝えしたいと思います。
以前多文化共生NPO団体で活動していた際、この団体が以前から力を入れて取り組んでいたことがあります。(約20年前から)それが学用品貸与事業です。
学校を卒業し、いらなくなった学用品を善意で頂き、次の入学する子供たちに貸す取り組みですが、これが外国籍の家族にとても反響があったのです。それは何故かというと、日本では入学時にランドセル、制服、絵の具、鍵盤ハーモニカ、運動服等の準備に大きな支出を要するとは知らない方々が多かったからです。また当時も今も変わりませんが、不安定な就労契約を結んでいる方が多く、収入も安定していない方も多いこともあり、準備に影響がある家庭が多いという課題もありました。またこれを理由に日本の学校に通わないという子供もいました。
国籍に関わらず、入学準備は小中高ととても小さいとは言えない負担になります。どんな世帯も必ず準備できるとは言えない金額ではないでしょうか。日本は否応なしに進級しますので、どのような収入状況になっても支払う能力がなければそれは子供の教育に悪影響となります。碧南市も準備金制度はありますが住民税非課税世帯等審査が厳しく、逆を言えばそれ以外の世帯は準備上問題ないという解釈になっています。
全ての家庭が安心して子供を進級させられる状況を築き上げることは義務教育を提供するための当然の権利と考えるのは難しくないと思います。煩雑な審査は敬遠する方も多く、必要な人に届かない有名無実な補助になりかねません。
どのような状況になっても子供の教育に悪影響のないまちへ、安心して教育を受けられるまちへ、皆さんと共につくりましょう!
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カミヤ タケシ/41歳/
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