松本 じょうじ ブログ

【つくばみらい市】認知症講習会のご案内

2025/8/31

令和7年9月1日

お一人お一人が主役の皆さまへ

認知症講習会のご案内

ご自身・ご家族・遠方にいるご家族・協力し合い生活してきた隣近所の方々を

大切にするために「認知症についての正しい知識を」学びましょう

谷井田北13区・谷井田二期住宅・谷井田南五区

日本の認知症高齢者数は年々増加しており、2025年には約471万人、65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症になると推計されています。特に一人暮らしの高齢者が急増しており、家族による支援が難しいケースも増加しています。

そのような現状、お住いの地域における会話(あいさつ・世間話し)や交流を通じたコミュニケーションは認知症の発症リスクを低減することが複数の研究で示されており、認知症予防(進行防止)において極めて重要な役割を果たします。

住み慣れた地域で皆さまとともに日々楽しく暮らし続けることができるよう、地域全体で認知症の知識を得て、協力し合い、高齢者と家族を見守り、支えていくことが求められています。

地域社会が一体となり、多様な支援と連携を進めていくことが、今後ますます重要となっていることから「認知症について正しく理解し、地域で支え合う」ため、市役所介護福祉課及び地域包括支援センターより講師をお招きし、下記により講習会を開催いたします。皆さん声を掛け合い一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。(知識を得ることは、ご子息様の成長にも大切なことだと思います)

日  時   令和 7年 9月28日(日) 10時00分 ~ 11時30分

・開催場所   谷井田コミュニティセンター多目的ホール

・内  容   

1 地域社会の現状とこれからの地域づくりについて

2 知っておきたい!認知症のこと

3 つくばみらい市の認知症に関する取り組み

・質疑応答


【参考1】

認知症の年齢別では

認知症の年齢別発症率・有病率

認知症の発症率は年齢とともに急激に上昇します。以下に主な年齢階級ごとの有病率をまとめます。

年齢階級 男性 女性
65~69歳 約2.8~2.9% 約3.8%
70~74歳 約3.9~4.9% 約3.8~4.9%
75~79歳 約11.7% 約14.4%
80~84歳 約16.8~20.0% 約24.2%
85~89歳 約35.0% 約43.9~48.5%
90~94歳 約49.0% 約65.1%
95歳以上 約50.6% 約83.7%
  • 65歳未満で発症する場合は「若年性認知症」と呼ばれ、発症率は非常に低いですが、50歳を過ぎると急増します。
  • 80歳代後半で男性の35%、女性の44%、95歳を超えると男性の51%、女性の84%が認知症となるというデータもあります。

年齢と認知症の特徴

  • 認知症のリスクは加齢とともに高まり、特に75歳以降で急増します。
  • 高齢者の認知症は女性の方が有病率が高く、若年性認知症は男性の方が多い傾向があります。

若年性認知症

  • 65歳未満で発症する認知症は「若年性認知症」と呼ばれ、発症平均年齢は50歳前後です。
  • 若年性認知症の有病率は50歳以降で急増し、60~64歳で人口10万人あたり男性325.5人、女性226.3人となっています。

【参考2】

認知症予防へつながる地域コミュニケーションの重要性とは

地域コミュニケーションは、認知症予防において極めて重要な役割を果たします。主な理由とその効果は以下の通りです。

1. 社会的孤立の防止と認知機能の維持

  • 地域での交流や会話、グループ活動への参加など、人との積極的なコミュニケーションは、認知症の発症リスクを低減することが複数の研究で示されています。
  • 家族や友人、地域活動を通じたつながりがある人ほど、認知症のリスクが低いことが明らかになっています。
  • 社会的な孤立は認知症のリスク要因であり、地域でのコミュニケーションが孤立を防ぎます。

2. 脳への多面的な刺激

  • 会話や交流は、相手の意図や感情を読み取ったり、自分の発言を考えたりすることで脳を活発に使う活動です。
  • 地域のサロンやサークル活動、ボランティアなどへの参加も、認知機能の維持に効果的です。

3. 心身の健康維持とストレス軽減

  • 楽しいコミュニケーションはストレス解消にもつながり、心身の健康維持に寄与します。
  • 地域での役割や仲間との交流は、生きがいや自己肯定感の向上にもつながります。

4. 地域全体での支え合い体制の構築

  • 地域コミュニケーションを通じて、見守りや助け合いのネットワークが構築され、認知症の早期発見や支援につながります。
  • 住民主体の活動や地域包括ケアシステムの推進により、認知症高齢者が安心して暮らせる環境づくりが進みます。

「人や社会とのつながりがある方ほど認知症になるリスクが低いため、認知症の予防にはコミュニケーションを積極的に取ることが大切と言えるでしょう」


私はこれからも

市民・企業・行政とが一体となり「格差をつくらない・誰もが取り残されない」持続可能(SDGs)なつくばみらい市に向けて

1.代々受け継がれてきた農業・商工業の推進

2.生まれたばかりの赤ちゃんから、ご高齢者の方をはじめ、すべての皆さまが安全で安心して生活することができる生活環境の構築

3.将来を担う青少年の健全な育成

4.人生100年に向け、人と人とがつながり、心豊かで日々楽しく暮らすことができるよう、スポーツ・芸術活動を通じた文化の向上

5.地域における自助、共助による防犯・防災に強い地域コミュニティづくりの推進 

 に向け尽力してまいります。


これからも安全で安心して生活できる環境に向け、様々な角度より、皆さまのたくさんの声をお聞かせください。

まだまだ続く猛暑期により、体調を崩しやすい季節を迎えております。(日を追うごとに新型コロナウィルス感染者が増えています)

くれぐれも大切なお身体をご自愛ください。

令和7年9月1日

松本譲二

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著者

松本 じょうじ

松本 じょうじ

肩書 つくばみらい市区長会 元会長
党派・会派 無所属

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