2024/4/18
4月17日ボランティア最終日、志賀町の健民ホッケー競技場近くの仮設住宅にお邪魔しました。
夕方には長野に戻らなければならないので、午前のみの行動。それにしてはかなりの量(車4台分)の支援物資を積み込んだので果たしてさばききれるか…と思っていました。しかしそれは杞憂に終わりました。最初にお会いした方が周りのお宅に声を掛けてくれ、あっという間に大盛況。今日は生鮮のレパートリーも多く、ジャガイモ・人参・ごぼう・里芋・大根・サツマイモ・みかん等を並べることができ、多くの方に喜んでもって行って頂けました。
仮設住宅だから水は大丈夫かな、と思って飲み物はお茶を中心に持って行ったのですが、水の需要もそこそこありました。生活用品(ラップやペーパー類)、お菓子なども嬉しいとのお声。
来てくれたご本人もさることながら、「留守の人に渡したいから預かってもいいでしょうか」という申し出があったのもこちらとしては嬉しいことでした。持ってきた支援物資を有効活用して頂けるのもあるし、被災の状況にあってもコミュニティが活きている姿を見ることが出来て安心できました。逆に言うと、それまでの仮設住宅の支援物資ではそのようなものが殆ど見えていなかったという状況でもあります。
また、あるお宅では「先日冷蔵庫を配置したはいいが、やはり位置を変えたい。手伝ってくれないか」という要望により、滝沢市議と私でえいやっと動かすといった作業も。ご高齢の方だけでは難しい作業こそ、私たちのようなボランティアのマンパワーが本来必要なはず。必要なところに必要なものを、という当たり前の考え方が成り立っていないところが多すぎる。このミスマッチを解消していかないと、復興は進まないでしょう。インフラや建物が直ったから復興した、ではありません。そこの住民の不安が解消されて、立ち直る事こそ大事なのではないでしょうか。
私たちのボランティアは一旦の区切りですが、計6日間の貴重な経験を今後に活かしていきたいと思います。17日深夜にも、四国で大きな地震がありました。その少し後に長野県北部でも震度3の揺れ。明日は我が身、だからこそ全力を尽くしていきたいですね。
この記事をシェアする
サトウ タカシ/38歳/男
ホーム>政党・政治家>佐藤 たかし (サトウ タカシ)>4月17日ボランティア最終日、志賀町の健民ホッケー競技場近くの仮設住宅にお邪魔しました。