2024/4/16
今日は珠洲市の三崎町へ。
と、その前に。今回の宿泊は金沢市なので長距離の移動になりました。金沢市→羽咋のセンターまでで1時間。センター→珠洲市三崎町まで3時間。計4時間。センターでの情報共有とか物資積込なども行ったため、目的地に到着したのは12時半。
珠洲市に入ってからがとにかく大変。標識や信号が傾いているなんて当たり前、マンホールが液状化で隆起していて対向車と譲り合いながら運転したり、視界に入る殆どの家が倒壊していて道路に飛び出た家屋を回避したり。助手席に座っていた経験豊かな山口県議も「色んなボランティアに行ってきたけど、ここまで酷い状況は初めて見た」と言うほど。
目的のお宅で、災害ごみの搬出のお手伝いをして欲しいということで、冷蔵庫や棚や洗濯機などを運び出しました。周りのお宅の被害もとにかく甚大、できれば歩いて声掛けして支援物資を渡したいと思ったが、そもそも人の気配がほとんど感じられない。
その後、災害ごみの処分場まで移動したのですが、車でも15分ほどかかる距離。先に書いたように道路事情は劣悪。途中、仮設住宅を見つけたので物資を、と思ったらまだ建設中。そうこうしているうちに14時、センターに戻れば17時になる時間。体力・時間的にここが限界だろうということで不完全燃焼ながら帰路につきました。
石川の地理の特殊性もあり、ボランティアの難しさというものを改めて認識した一日になりました。活動自体は十分ではなかったかもしれませんが、貴重な経験を積めたと感じています。
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サトウ タカシ/38歳/男
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