世界を見渡せば、政治・経済・教育など、あらゆる社会の仕組みが立ち行かなくなっている現実があります。日本においても、かつての世界から憧れの眼差しを受けたような”誇り”や”豊かさ”を失い、国民一人ひとりの暮らしや心までもが疲弊しつつあります。

本来、政治や経済といったものは、日本の国民一人ひとりが幸福に生きるためにこそ存在するものです。私は、今ある制度や常識を根本から見直し、その原点に立ち返る必要があると強く感じています。

また、長年、人生観や価値観に関わる分野に携わる中で、多くの方の心の痛みや迷いと向き合ってきました。そこで私が痛感したのは、日本人の精神的な支柱であった神仏への信仰が社会から失われ、それにともなって国家や経済の根幹までが空洞化してきているという事実です。

このままでは、日本という国体そのものが崩れてしまう──そうした危機感の下、私は、日本人の原点である信仰の精神を基に、政治・経済・教育といった社会システムを抜本的に立て直す必要があると考えるに至りました。

沈みゆく今の文明に対し、新たな文明の礎を築くこと。それこそが、今の私の使命であり、政治という場に向かう理由です。