2026/5/24
武田邦彦氏の講義「相手国を鬼畜と煽る恐怖!朝日新聞が作り出した戦争への道(憎悪の空気 その3)」の内容を、書き起こしに基づき厳密に箇条書きでまとめます。
・客観的事実の重視: 武田氏は過去の発言や事実認識に誤りがないか「総チェック」を行い、確たる知見を得た。学問の真髄は、個人の感情や「好き・嫌い」を完全に排してフラットに真実を追究することにある。
・真面目な国民を守るための告発: 武田氏がメディア(NHKや朝日新聞など)の報道姿勢を批判するのは、私怨や感情からではない。偏った報道によって、一般の真面目に働いている人々や母子家庭などの社会的弱者が騙され、暗い人生を送らされている現状を見過ごせないという義憤(正義感)に基づいている。
・メディアの「論点ずらし」: 朝日新聞などは、科学的・客観的な批判(環境報道への疑義など)に対して正面から論理的に反論せず、全く別の文脈を切り取って人格攻撃を行う「江戸の敵は長崎」方式の卑怯な隠蔽体質を持っている。
戦後、大東亜戦争は「日本の軍国主義が暴走して引き起こした」と認識されているが、武田氏は歴史的事実の裏付けからこれを明確に否定している。
・メディアによる世論誘導: 日本国民を戦争へ駆り立てる「憎悪の空気」を人工的に作り上げた最大の主犯(先犯)は、軍部ではなく朝日新聞を筆頭とする戦前のマスコミである。
・『朝日グラフ』とプロパガンダ: 朝日新聞が戦前に発行していた『朝日グラフ』などの媒体において、アメリカやイギリスを「鬼畜米英(鬼や畜生)」と激しく罵倒・誹謗し、それと戦う日本軍の写真を連日掲載することで、国民の間に強烈な敵意と狂気的な戦争賛成の空気を醸成した。
武田氏は、日露戦争から終戦に至るまでの朝日新聞の好戦的な足跡を検証し、以下の具体的な事実を提示している。
・地政学的背景: ロシアは凍らない海(不凍港)を求め、クリミア戦争(対トルコ・英仏)に失敗した後、アジアへ膨張。シベリアの原住民の集落を全滅させながらウラジオストックまで南下し、清(中国)から旅順を獲得した。
・小村寿太郎への猛烈なバッシング: 膨大な戦死者と英米からの借入金を限界まで使い果たし、国力が枯渇していた日本は日露戦争で過労の引き分けに持ち込んだ。全権大使の小村寿太郎は国力を考慮して現実的な講和条約(ポーツマス条約)を結んだが、朝日新聞は「若い血を流したのに賠償金が取れないとは何事か」と猛烈に紙面で煽動。これにより「日比谷焼打ち事件」や大使邸襲撃などの暴動が引き起こされた。
・満州事変のプロパガンダ: 有色人種で独立を保っていた日本(他にはエチオピア、シャムのみ)が、ロシアに対する防波堤として満州国を建国した際、世界を植民地支配していた白人国家(国際連盟)がこれに猛反発した。
・戦争を売ってトップ企業へ: 国際連盟が満州を巡り日本を批判した際、朝日新聞は「断固として国連を脱退し、戦争に訴えるべきだ」という過激な主戦論を主張。この好戦的な報道により、当時業界3位(1位読売、2位毎日)だった朝日新聞は売上トップに躍り出た。 すなわち、朝日新聞は「戦争を煽ることで大儲けした」というビジネスモデルの歴史的現実がある。
・早慶戦への弾圧: 日本にアメリカの野球が導入され、学生野球(早慶戦)が盛んになった際、朝日新聞は「アメリカの退廃した精神が宿った野球をやるなど何事か。力ずくで早稲田・慶応を潰してやる」と狂気的なバッシングを展開した。
・平和派(新渡戸稲造ら)の排斥: 開戦直前、新渡戸稲造などの「対米交渉を継続すべき」と主張する知識人や平和派の著名人を、紙面を通じて徹底的にいじめ、社会的に抹殺(言論統制)した。
・昭和天皇の聖断: 昭和天皇は開戦に最後まで反対していたが、本土の陸軍が無傷で残っている状態(ベルリンまで追い詰められて自決したヒットラーとは異なる状態)であっても、「これ以上国民が殺されるのは見るに耐えない」として、自らの命を犠牲にする(マッカーサーに『自分をどう処刑しても構わない』と伝える)覚悟で終戦(幸福/降伏)を決断された。
・戦後の豹変と責任逃れ: 40年間「鬼畜米英」と国民の憎悪を煽り、大儲けしていた朝日新聞は、敗戦の瞬間に何ら謝罪も保障もせず、コロッと態度を変えて「平和新聞」の仮面を被った。東京裁判(戦勝国による私刑であり、インドのパル判事が国際法上の違法性を訴えて辞任した不当な裁判)においても、自らの開戦責任をすべて軍部に押し付け、被害者のような顔で生き残った。
・明治の元勲たちの予言: 明治初年に日本の近代教育制度を作る際、「日本人は元々、周囲と波風を立てない集団性ゆえに『ずるさ』を持っている。教育の目的はこのずるさを無くすことでなければならない」と議論されていた。
・教育現場の完全な失敗: しかし現実には、日本の教育は「教育を受ける(学歴が高くなる)ほど、自分の保身と利益しか考えないずるい人間(インテリ)」を量産する結果に終わった。その象徴が高学歴・高年収でありながら国を誤らせた朝日新聞の記者らである。
・現代へ続く害毒: 戦前の「憎悪の空気を売る」体質は、戦後の朝日新聞による「慰安婦強制連行の虚偽報道(後に自ら嘘を認めるも謝罪なし)」や「南京事件の過度なキャンペーン」など、形を変えて日本を貶め、真面目な国民を不幸にし続ける現在のスタイルに完全に直結している。
武田氏の視点:まとめ 日本を破滅に導き、310万人もの尊い命を奪った「軍国主義の空気」の正体は、他でもない新聞(朝日新聞)が売上拡大のために40年間煽り続けた「人工的な憎悪」です。我々は、現代のメディア(NHK・朝日等)が形を変えて流している「恐怖や憎しみの空気」に二度と騙されてはなりません。歴史の冷徹な事実を学び、誠実な個人としての知恵を持たなければならないと説いています。
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ホーム>政党・政治家>中村 ひとし (ナカムラ ヒトシ)> 相手国を鬼畜と煽る恐怖!朝日新聞が作り出した戦争への道