2025/10/8
📘本日(10月8日)、福井市議会総務委員会として、広島市安佐南区にある「広島市豪雨災害伝承館」を視察しました。
平成26年8月、広島市では記録的な豪雨により土石流が100か所以上で発生し、77名もの尊い命が奪われました。
その経験を二度と風化させまいと、被災地の住民の皆さんが中心となり、災害の教訓を伝えるために設立されたのがこの伝承館です。
館内では、線状降水帯による激しい雨の様子をCGで再現し、被災当時の写真や住民の証言映像が展示されています。
また、被災者の語り部の方からは、
「防災とは、モノを備えるより知識を備えること」
という言葉をいただき、胸に深く響きました。
避難の遅れや夜間の危険、断水時のトイレ問題など、現場でしか語れない実体験を伺い、日常の備えの大切さを改めて感じました。
広島市では今、子どもたちが段ボールベッドづくりや「マイ・タイムライン」作成など、体験を通じて防災を学んでいるそうです。
福井市でも平成16年に大きな豪雨災害を経験しています。
20年が経ち、当時を知らない世代も増える中で、災害の教訓をどう次に伝えるか——。
今回の視察を通して、「記録を残すだけでなく、行動につなげる防災教育」の必要性を強く感じました。
これからも、命を守るためのまちづくり、そして“防災文化を育む福井”を目指して、取り組んでまいります。
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