2026/5/27
「終活」という言葉を耳にする機会が増えていませんか?
おひとりさまの増加や高齢化が進む札幌市でも、「終活」や「エンディングノート」 に関心を持つ方がとても多くなっています。
今回は、札幌市が発行している公式「終活ガイドブック」をご紹介するとともに、私が札幌市議会で提案した「札幌市独自のエンディングノート作成」についてもお伝えします。

札幌市では令和7年度から、終活のポイントや相談先をまとめた「終活ガイドブック」を作成・配布しています。
保健福祉局ウェルネス推進部施設管理課の窓口などで入手可能。
PDF版は、以下の札幌市公式サイトから無料ダウンロードできます。
<札幌市 終活に関する情報>
https://www.city.sapporo.jp/kenko/wellness/bochi_kasou/uneikeikaku/syuukatsu.html
●終活とは? …人生の最終段階を見据えながら、今を前向きに生きるための備え
●終活が必要とされる9つの理由(判断能力低下への備え、生前整理など)
●初めての終活の進め方(身の回り品の整理、エンディングノートの書き方、財産目録作成)
●相談先一覧(法律相談、司法書士、行政書士、地域包括支援センターなど札幌市内の窓口)
●葬儀・お墓・相続に関する基礎知識
●ACP(人生会議)の紹介 …延命措置や最期の場所など、希望を家族と共有する取り組み
このガイドブックは「難しいことは後回し。できることから始めましょう」という親しみやすいトーンで書かれています。
札幌市民の皆さんが終活を始めるのに最適な一冊です。
①まず全体をざっと読む
②エンディングノートに書き込む項目をチェック
③気になる相談窓口に連絡してみる
札幌市「終活ガイドブック」でもエンディングノートの重要性や、記入すべき基本的な項目については触れられていますが、現在は市独自のものは配布していません(書店等で購入や法務省ホームページからのダウンロードを案内)。
令和7年10月15日の札幌市議会 決算特別委員会(保健福祉局)で、私は「終活」と「ACP(人生会議)」の連携について質問する中で、札幌市における市独自のエンディングノート作成について要望しました。
<札幌市議会での質問詳細>
https://hada-daisen.com/report/20251015-2/
例えば、福岡市では市独自のエンディングノートを作成しており、毎年2万部以上が無くなる程のニーズがあるとのことです。
福岡市のエンディングノートには、終活関連事業者の広告が多数掲載されており、広告収入でノートの印刷費用を賄っていることに加え、年間約200万円が福岡市にとって新たな収入源(広告収入)にもなっているとのことでした。
また、認知症対策や遺言、相続、老後資金、自宅売却、空き家処分、生前整理、遺品整理、家族信託、成年後見(法定後見・任意後見)等、終活の分野は多岐にわたっており、それぞれ行政の担当窓口も異なることから、福岡市のエンディングノートには担当窓口や連絡先も一覧で整理されており、市で独自に作成するエンディングノートの役割は極めて大きいものと考えます。
●終活は個人の取り組みに留まらず、空き家対策など社会問題を未然に防ぐ「公益性」の高い取り組み。
●終活に関連する行政の担当部署は多岐にわたるため、行政の相談窓口一覧を巻末に掲載。
●終活関連事業者の広告を掲載することで、広告収入でエンディングノートの印刷費などを賄うことが可能(税金を投入することなく、むしろ市にとって新たな収入源が生まれる)
札幌市からは、「終活ガイドブック内でエンディングノートの書き方を紹介する」という答弁に留まり、残念ながら札幌市独自のエンディングノートの作成は現時点で未定です。
私は引き続き、このような提言を続けて参ります。
ぜひ市民の皆さまのお声をお寄せください。
【お問い合わせ・ご意見はこちらへ】
E-mail:info@hada-daisen.com
●Youtubeチャンネルでも詳しく解説しています!
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