2024/6/27
【大久保北部市有地利活用について】
以前から、開発するか、自然のまま残すのか、議論になっていた大久保北部市有地。
その利活用の可能性について、調査結果が報告されました。
まず、3つの案が示されました。
①自然案、②産業振興案、③折衷案の3点です。
それぞれの収支は概算で①△6千万円、②△14億円、③△9億円。
『開発メリットよりもリスクのほうが大きいと考えられる』という結果でした。
この結果を踏まえ、今後、経済・社会・環境の面を考慮し検討するとのことでした。
土地の評価について、他の議員から『(②の案の)土地の売却価格が低すぎる』という意見が出ていました。
しかし、今回はあくまでサウンディング調査の結果報告です。
私は、「これから行う意思決定の際には専門家の評価結果を提示してほしい」と意見しました。
現在の売却価格4億円について、この市有地は市街化調整区域内なのでその市街化調整区域の価格で算定しており、報告結果が恣意的に歪められているわけではないと考えます。
現在含めている費用は、造成費、舗装費、調整池の工事、公園緑地の整備費、+諸経費&消費税。
土地をならして補正する程度しか含められていません。
もっと高値になる工業用地の価格で売却するためには、これに追加でインフラ整備等、さらに多額の費用が掛かります。
多少損失が減ることがあっても、結果がひっくり返ることはないのかなあと推測します。
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