私は今、図書館で借りた『聖徳太子十七条憲法を読むー日本の理想』を読んでいます。

以前の私には、聖徳太子の本を読むなどという事は考えられなかった事です。

なぜなら、歴史の意味が全く分かっていなかったからです。

歴史とはただ年号や言葉を暗記するだけのものと思っていました。

そんな私が、たまたま立ち寄った喫茶店に置いてあった一冊の本との出会いによって、歴史を学び直すきっかけとなりました。

学校で習った事と全く違う事が書いてあり、その事への好奇心から調べ始めました。

なぜ、私が習った歴史とその本は違う事が書いてあったのか？

　世界で初めて有色人種である日本が、白人に勝利し、世界を驚愕させた国である事。

次いで、第一次世界大戦にも勝利し、国際連盟の常任理事国に任命され世界で初めて「人種差別撤廃」を訴え、侮れない国と欧米列強に警戒された事。

そのために、孤立に追い込まれ、大東亜戦争へ突入、そして敗戦。GHQによって７年間も占領された事。

GHQの占領の真の目的、それは日本が二度とアメリカに刃向かわないようにというもので、ウォー・ギルト・インフォメーションプログラム（WGIP）が遂行された事。

戦争責任を一方的に押し付けられ、罪悪感を抱かされる教育を受け、日本の軍隊を憎む様に仕向けられた事。

３S政策が行われ、無意識の内に日本人は骨抜きにされてしまった事。

占領期間７年間という、大東亜戦争の倍近い時間をかけて行われた日本に対して行われた計画、東京裁判、検閲、占領憲法の制定、公職追放、教育基本法の制定、焚書によって、勇敢な日本人、善意あふれる日本人、優秀な日本人は存在しないと情報が歪められた事。

その上、歴史、伝統、文化、教育を変えられ自虐史観を教え込まれた事を知りました。

　例えば、聖徳太子が制定された十七条の憲法は、「和をもって貴っとしと為す」から始まりっています。

日本という国のまず何よりも優先的に追及すべき国家理想は平和である。

という宣言です。私たちの国日本は、そういった高い理想を掲げて出発した国で、この様な高い理想を持ったトップリーダーがいた国なのです。

なんと素晴らしいことでしょう！！

　偶然の本との出逢いが私を変えるきっかけとなりました。

そういった意味でも教科書や本というものは、とても重要だと考えています。

そして今、私は湖西市議会議員となり、子ども達には少しでも良い歴史の教科書で学んで欲しいと思い努力を始めています。

実際に８冊の中学校の教科書を比較しているのですが、こんなに違うとは正直思っていませんでした。

教科書の採択は非常に重要です。

我が町湖西の子ども達にとっても、日本の子ども達にとっても、自己肯定感が高められ、国への想い、郷土への想い、そして先人への感謝の想いが育まれ、日本人としての誇りが持てる歴史教科書の採択へ向けて努力致します。