2025/9/11
今日の話題は、「万国博覧会」です。
結論、「黒字、純粋に利益が出るという意味ではないので注意」です。
今回、夢洲で開催された万国博覧会(以下、夢洲万博と略す)来場者が、採算ラインの2200万人が見えてきたとか。赤字になって、誰が負担するんだ、といった無様な、なすり合いを見なくて済むということで、まずは安堵した。
今後、想定外の支出や余剰した利益の分配でなすり合いがおきないことを祈る。
実は、私、前回(50年ぐらい前)大阪で開催された万国博覧会(以下、大阪万博と略す)に行こうとして、ひどい渋滞で会場横の高速道で断念した経歴がある。豊かになるとか、夢とか、希望と言う言葉が似あう時代で、当時、ベトナム戦争があって、反戦運動が盛んだった記憶がある。
確かに、物理的には豊かになったが、心は貧しくなったように思える。
夢洲万博にもイスラエルのガザ侵攻反対の動きはあるが、ベトナム戦争反対に比べれば、運動量が少なく見積もって1000分の1以下だ。
ベトナム戦争は米軍直接参戦、イスラエルのガザ侵攻は米国支持、装備品(武器・弾薬)は米国供給だ。
日本は、いつもの曖昧戦略だが、米国追従なので、イスラエルのガザ侵攻に苦虫を食い潰したような顔しつつ、反対はしない。言い換えれば、パレスチナに笑顔で応じるも、支持はしないということだ。
長崎の原爆投下で70千人(同年12月末まで)超えの死亡者だが、イスラエルのガザ侵攻、被害者が死亡者だけで65千人を超えている。また、ガザでは日増しに被害者が増えている。
さて、話題を万博そのものに戻すが、大阪万博から夢洲万博で大きな変化点があったと思う。一例を言えば、会場に行かなくても話題の展示物が見れるということだ。
今後、閉園後の分析で明らかになると思うが良く吟味することが大事である。
今回、夢洲万博が幸運だったのは、欧米に比べ日本の所得が伸びていなかったこと、為替が円安だったことです。前回、大阪万博に比べ、欧米人は半分程度の負担感で持ち出ししたのではないかと思う。
また、夢洲万博は開催後、IR(リゾート型カジノ)に転用されることが決まっている。IRの是非には触れないが、IRにかかるインフラ投資を、万国博覧会でねん出したということだ。要は、IRにかかるインフラ投資を、国・経済界からの渡し切り負担に変えたということである。
いずれにせよ、黒字とか赤字という言葉が出てきますが、国負担1649億円(2024年2月時点)が前提だ。
黒字=追加負担がないこと (黒字額に応じ負担の減額も期待できる)
赤字=追加負担があること
を意味しますので、「黒字」、純粋に利益が出るという意味ではないので注意が必要です。
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