2025/6/24
今日の話題は、「イスラエル・イラン停戦⁉︎」です。
結論、「過度な期待は禁物だが、和平は実現してほしい」です。
イスラエルとイランが停戦に合意⁉︎ 真偽は不明だが、停戦合意であれば好ましい。イスラエルが合意したことはトランプ大統領の言なのでイスラエルの公式発言を待ちたい。
トランプ大統領は来年行われる中間選挙までに成果が欲しい。イランは回り道しても優位に立ちたい。時間軸が全く違うのである。今回、イランが本気で報復攻撃していたら、第三次世界大戦も覚悟が必要だった。少なくても、ホルムズ海峡をイランが封鎖したら原油価格は倍増だ。ガソリン価格の暫定税率廃止が参議院自民党公明党の反対で廃案になったがそれどころではない。(まだ確定したわけではないが)イランが下手に出たことで、いずれ(50〜100年先の)イランの報復攻撃を覚悟すべきだ。
日本は、戦争当事国に自衛隊機を派遣できない。イランが攻撃されたら、在留邦人は隣国アゼルバイジャンまで自力で移動しないといけない。
脱線してしまうが、アゼルバイジャンは親日国だ。日本国籍者だけはビザ取得が無料になる。背景には、トルコの文化的影響を受けており、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が和歌山県串本町沖で座礁した際に、地元民が救助したことが語り継がれていたことがある。
前回、イラン・イスラム革命(1978年)の際に、日本政府が見捨てた在留邦人を救出したのがトルコ政府とトルコ航空だった。これもオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号座礁事件がトルコ人に語り継がれていたことが起因している。軍艦エルトゥールル号座礁事件は1890年の出来事である。イラン・イスラム革命(1978年)の時点で88年が過ぎた出来事である。
中東の人は、時間の概念が違う。長い年月が経っても、謝恩も雪辱も忘れない。
私が、いずれ(50〜100年先の)イランの報復攻撃を覚悟すべきだ。というのも理解できるだろう。
話を戻すが、日本は、戦争当事国に自衛隊機を派遣できない件、日本人の救出を名目として他国を侵略した歴史が関係しているかわからないが、機関砲もない、ミサイル・爆弾も搭載できない自衛隊輸送機を派遣できるよう運用を柔軟にして、在留邦人の生命を守れるようにしてもらいたい。
イランとの関係、米国ほど対立はしていないが、特別な待遇もない。イランはイスラム教シーア派、イエメンのフーシ派はイスラム教シーア派の分派でイランが支援している反政府勢力だ。日本郵船の輸送船を拉致している。
「日本とイランとは親密なパイプがある。」という人がいるが、過度の期待はやめた方が良い。
画像は、イランのイマーム(アラビア語で指導者)広場
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